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みんなの広場
祝100号発刊おめでとう!
木下 行正さん北海道
 巣立ちした「さわやか鳥」の群れがリーダーの「堀田鳥」さんのさえずり役を先頭に「広報誌」は高齢社会の「幸せ種」を求めて、日本列島横断の旅立ちをしたのは93年の陽春4月のことであった。群鳥の顔でもある「さぁ、言おう」、新世紀に入り、次々と旅路に賛同する「社会鳥」が増えて輪になり、今、353社と私のような「一羽鳥」も2758人と大変な数になって、今後も「不死鳥」として歩み続けることだろう。
 鳥は鳥でも、この「さわやか鳥」は「切蹉琢磨」をいつも持ちながら跳び続ける「高齢者の人間鳥」との「ふれあう琴線」を心に持つ福祉鳥に思う。これからも、我ら「高齢者鳥」に長寿と自立のできるシーズ(種)をいっばい運んでもらい、人も鳥も生きねばならぬ命題に期待したい。
 
 トリドリなトリ含わせながら、思いはひとつです。
新米ヘルパー日記
武藤 恭子さん東京都
 ○月×日。何ができるかな、という思いでルンルンな気持ちで仕事に行きます。体の自由がない人が話す言葉はそのままストレートで、私の心は閉じてしまう。自分の気持ちが相手に映る気がして、心をオープンに、風通しを良くした。そしたら、何を言われても笑っていられた。帰り道は晴れ晴れとした。
 ○月△日。バリアフリーの高層住宅、エスカレーターのドアが車イスが出る前に閉まってしまう。「下手ねえ、大丈夫?」と言われる。「ゴメンナサイ、スミマセン」と私の自信がしぼんでいく。歩道に花壇がある。「きれいですね」「…」、「可愛いですね」「…」、返事はない。車イスでレンガの上を通るとガタゴト振動する。「どうせガタゴトするんだから早く動いて」と言われる。スーパーのドアは手押し、小学生の子が力一杯開けて待っていてくれた。うれしくて、涙が出てきてしまいそうになる。「ありがとうございました」と心を込めて言う。ちょっとしたことがこんなにもうれしい。
 ○月☆日。今日も、良かった、楽しかった、面白かったを見つけよっと。
 
 相手の方も、ストレートに言われるのを待っているかも?
会員になりました
石井 喜子さん 62歳東京都
 初めて会員になります。時間と多少のお金があって何かボランティアをしたいと思いながらこれといったことにぶつからない毎日です。本当に自分が夢中になれることが見つかると良いのですが。
 
 思いがあればかないます。
健康に感謝
鈴木 はるさん 85歳東京都
 10月6日に行われたシンポジウム「高齢社会をいかに生きるか」に出かけ、理事長さん、行天先生のお話などなどお聞きして元気をいただき帰ってきました。健康で動けることの幸せを感じる昨今です。健康に感謝をしてボランティアをさせていただきました。
 理事長さんのひとりごと、まず読ませていただいています。ネコちゃん(挿絵)の頃からのを綴ってあります。時々ページをめくってしみじみ考えさせられる言葉がございます。
 
 今春には「ひとりごと」をまとめ、コメントを付けた本を出します。よろしく。








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