みんなの広場
安心できる地域づくり
蟹江 幸子さん 60歳
愛知県
利用者の家族から「急用ができた。夫が会社から戻るまで待てない。親が倒れたので!」と在宅ケアの私共の事務所に連絡が入る。時間は夜の8時。施設、役所、どうにもならない!!私たちは24時間対応しているので、とりあえず自宅に伺って奥さんを送り出し、策を練る。泊まり込むこともある。事務所に連れて行って2〜3日宿泊していただくこともある。もちろん翌日施設とのお話し合いでショートステイにお願いすることもしばしば。本日はもう時間が過ぎていますからというのは一度もない。要するに応急処置ができればいいわけで、なかなかこうしたことを解決してくださるところが少ない。地域の中でこうして横のつながりを持っていくことがいかに大切か、そして利用者の家族にとっても安心できる地域づくり、これが私たち「すりーらいふ」の目的であり目指すものです。老いても病んでも住み慣れたこの町で暮らすためにも。
生み出す安心の大きさは、計ることができません。
「自分だけは」は大敵
中谷 三郎さん 61歳
千葉県
「さぁ、言おう」6月号の、高齢者が「だまされる」トリックに「親和欲求」がある、との説。もっともです。心しなければならないと思いました。もうちょっとで「ダマサレル」ところだったことが度々ありました。自分だけは大丈夫といった考えこそが大敵なんですね。
いい人と「親和」しましょう。
地域通貨に関心
臼井 邦輔さん 63歳
神奈川県
6月に入会したばかりです。「あなたは地域通貨のすごさを知っていますか?」を読んで非常に新鮮な記事に接した思いをしました。新しい人間関係を探し求めていた小生には感銘を受けました。読後、具体的に地域通貨はどのように行われているか知りたいと思ったら、次ページから詳細な紹介があり、行き届いた編集に感心しました。
ありがとう。いい記事をつくるために編集長は鬼になっています。
老親と離れて暮らす
鈴木 章さん 41歳
千葉県
父が急死してもうすぐ2年。その間、田舎で一人暮らしとなった母のことが頭を離れたことは一度もない。誰に強制されたわけでもないが、なかなか同居という手段に踏み切れない(子どもの教育問題やら住宅ローンなどが理由)。そのような人が他にもいると思われ、様々な事情で老親と離れて暮らす人々の現状や問題点、福祉、介護のあり方について取り上げていただきたい。
ふれあい切符の連携についてもご紹介しましょう。
夢は地域でふれあい切符を広めること
橋本 博子さん 50歳
大阪府
私は今、南海福祉専門学校の2年生です。NHKの時間預託制度の番組を見て、老人福祉論を教えていただいている岡本洋子先生に尋ねたら、すぐに「さぁ、言おう」の6月号や2000年10月号「ふれあい切符のあるべき姿を考える」、1999年3月号「21世紀のふれあい切符制度」他をコピーしてくださり、読んで大変感動しました。私は年齢が50歳で介護福祉士を目指して勉強中で、卒業後は、地域のボランティア活動をしたいと思っています。
夢は、時間預託制度を私の住んでいる地域に広め、ふれあい切符制度が多くの人に理解され、私の年齢やもっと若い人にも広められたらと思っています。私は保母もしていましたので、小さな赤ちゃんから高齢者、そして障害のある方にもボランティア、NPO法は大変必要だと思います。幼児虐待も大変気になりますし、もちろん高齢者の在宅での重要性、そして障害のある方の援助方法、特に聴覚障害、手話サークル活動など興味もあり、ふれあい切符制度の時代を浸透させたいと「さぁ、言おう」に強く誓いました。老人福祉論・岡本洋子先生にもNPOボランティア活動の大切さもしっかり教えていただき、私の生涯福祉活動を通して、人々と心をふれあい、温かい手のぬくもりを少しでも感じながら生きていこうと思っています。
50歳青春の志を貫いてください。
有言実行
田坂 泉さん 59議
京都市
今回、拝聴した堀田力理事長のお話に感銘を受けました。40歳前にこういう志を立てておられたとのこと、そしてその目的を50代半ばの1991年頃に実証された(57歳)有言実行。なかなかできないことです。同じ年代ですが共感しました。別によい講演を企画してください。
志を貫くには、いい仲間が必要です。
私のボランティアサービス
平岡 昭三さん 72議
神奈川県
私のボランティア・サービスについて、自己紹介させていただきます。私は72歳です。会社を定年退職して細々隠居の身ではありますが、今のところ身体の不自由もありませんので、何か自分も楽しく人にも喜んでいただけるような、世の中に役立つことはないかと考え、昨年の初めから老人ホーム慰問専門の歌謡ショーのボランティア・サービスを始めております。
老齢化社会を迎え、激増する各種老人ホームでは、介護保険など肉体的対応は相当充実して来ているようでありますが、内面的精神的対応は未だ不十分であり、今後の課題であろうと痛感します。私のような素人芸でも対話や衣装替えなどで結構、おもしろがってくれているように見受けられます。しかし、老人ホームは県内だけでも280か所、全国でも数多くありますから、私一人では到底回り切れません。
私の活動を一つのサンプルとしてご紹介し、ぜひ全国各地のさわやかパートナーやカラオケ愛好家の方々に類似のサービスをお勧めしたいと思っております。
(編)こうした活動にご関心をお持ちの方はぜひ編集部まで。
老人ホームにも芸人がいるかも知れませんよ。