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さわやか活動報告ニュース&にゅーす
活動日記(抄)(2001年2月1日〜2月28日)
地域たすけあい研修会フォローアップ研修会
各地で続々と実施
組織づくり支援グループ
【2月3日】
 2月は、組織づくりのための「地域たすけあい研修会」を3日浦和市(参加者95名)、19日福島市(参加者71名)、26日相模原市(参加者144名)で開催。また、フォローアップ研修会は8日に福岡市で、インストラクター研修会は9日に福岡市、20日に福島市で実施した(日本自転車振興会補助事業)。
 3日に開催された浦和研修会は、地元NP OのWAC埼玉ネットワークセンターが窓口となり、定員100名の埼玉会館を会場に満員の参加者が集まった。4分科会ともに盛況だったが、中でも地域で助け合い活動を広める分科会では、質問も飛び交い参加者の中から団体も2〜3団体立ち上がる予定。
(木原)
【2月8日】
 福岡市のホテルマルコーイン博多で、福岡フォローアップ研修会が行われた。今年度行われた九州4か所の「地域たすけあい研修会」に参加された方々の中から、20名が参加。講師、インストラクター候補者の皆さんと合わせて全体で30名の参加で有意義な研修会が行われた。
 午前中は、事前に出された参加者からの質問や、研修についての要望に応える形で、6人の講師から話があり、午後は3つの分科会に分かれて、具体的な個別相談会の形での研修、とりわけ、行橋市の研修会に参加された太宰府市の皆さんが、社協の会長さんをはじめ6名で参加され、温かい助け合いにあふれたまちづくりについて、講師を交えた熱い論議がなされた。まさに福祉の課題は、まちづくりの課題であるという認識を新たにした。
 9日は、インストラクター候補の熊本県木下真理子さんが受講。最近の活動から見える問題を柱にインストラクターの役割の確認をした。
(本間)
【2月19〜20日】
 東北フォローアップ研修会を福島県福島市で開催。1日目の19日に「地域たすけあい研修会」、2日目の20日にインストラクター候補者のフォローアップ研修会という形で行った。19日の研修会はインストラクター候補の須田弘子さん(まごころサービス福島センター)が実施運営を担当.参加者は71名。
 近隣型助け合い活動を始めてゆくゆくは活動に地域通貨的なチップを導入したいという方、JAから独立して助け合いの団体を立ち上げたいという方、助け合いについてとにかく学びたいと青森県から参加された方など熱気いっぱいであった。
 20日は秋田県の丹すみ子さん、山形県の佐藤敬子さん、高橋礼子さん、そして今回の研修会の運営担当者である須田弘子さんの4名のインストラクター候補者が受講。インストラクターの役割について最終的な確認等を行った。これまで空白地帯だった秋田県と福島県にインストラクターが誕生することとなり東北での助け合い組織の広がりに期待がふくらむ。講師として現インストラクターの加藤由紀子さん、近藤明美さん、米山孝平さんが参加。
(八谷)
【2月26日】
 相模原市あじさい会館ほかにて、「市民活動・ボランティア活動を考える」をテーマに「地域たすけあい研修会」を開催した。さわやかインストラクターの白石孝徳さん、島津禮子さんの働きかけにより、相模原市社協が実施団体となり、多大なご協力をいただき、念入りな準備のお陰で、平日の開催にもかかわらず、144名の方の参加があった。特に、ボランティアグループ等に所属していないが、関心があるという個人の方の参加が多かった。
 アンケートには、研修会で理解を深め、これから何か始めたいという方の声が多数寄せられた。後援いただいた神奈川ゆめコープさんからのご紹介で生協関係者からも多くご参加いただき、アンケートにも今後の活動に関するご意見を多数いただいた。
 ほか、開催後の反響として、研修会参加をきっかけに団体立ち上げに本格的に取り組みたいという方の電話があったほか、参加したJA相模原市の方から、4月のJA助け合い組織「あじさいの会」の総会に、「自立したボランティア活動をしている方の講演を」との依頼があった。また、相模原市社協の方からも「相模原市にもさわやかインストラクターの誕生を望む」との声もあり、これからの相模原市内の自立した市民活動・ボランティア活動の推進に期待したい。
(鎌倉)
NPO支援税制の改善に向けて
第5回有職者会議
ふれあい社会づくりグループ
【2月1日】
 エコマネー推奨者の加藤敏春氏、中山昌也事務局長とナルクの高畑敬一氏、市民互助団体全国協議会の田中尚輝氏とともに、ふれあい切符とエコマネーがどう連携できるのかできないのかについて19時より協議。
(奈良)
【2月5日】
 市民互助団体全国協議会の関東ブロック研修会で、NPOのマネジメントに関する分科会のコーディネーターを担当。参加者はバラバラで、運営面の補強をするところまでいかない。いずれにしても、NPOであるが故に、本来事業である助け合い部門に軸足がなければならないが、介護保険が始まって1年。そろそろ、各団体が本気で自分たちの団体の方向性を再検討する時期にきているのでは…。
(奈良)
【2月8日】
 大分県主催の福祉ボランティア大学校講座5回目で受講生の事例発表アドバイザー役兼講師で10時から3時まで。どちらかといえば、昨年は動員型だったが、今同は積極的な受講生が多く感じる。
(奈良)
【2月26日】
 第5回「NPO支援税制有識者会議」を10時から財団会議室で。昨年暮れからの経緯や政党の動きなどの情報交換と、国会での野党からの質問項目や要望について整理。認定要件は省令や事務通達で決まるため、どれだけ拡大解釈ができるかがキーに。4月初句にはそれらが決定する見込み。
(奈良)
勤労者も社会参加を シンポジウムに高い関心
社会貢献教育で豊かな心を 「文部科学省と語る会」
社会参加システム推進グループ
【2月9日】
 さわやか福祉財団主催のシンポジウム「ボランティアによる新しいふれあい社会の創造V元気高齢者および中高年勤労者の社会参加」を開催した。財団が本腰を入れて取り組もうとしている「勤労者マルチライフ支援事業」のキックオフイベントと位置づけることのできる事業であり、参加者数が気になっていたが、有料入場者292名と大成功に終わった。当日、参加者から回収のアンケートを見ても内容面で高い評価を頂戴しており、主催者としてほっと一息入れたところ。登壇いただいた皆様はもちろん、事前広報の面で多大のご協力をいただいた報道関係の皆様に深謝の意を表したい。
(蒲田)
【2月24日】
 横浜市神奈川区の「友・遊・まちづくりフォーラム」(区内・市内で活動している市民グループの交流と発表の場)にホリデースクールのメンバー(みどり養護学校生徒とボランティアの方々)で出かけた。アトラクションやパネル展示など盛りだくさんで、参加した生徒たちはそれぞれに興味のある場所を見つけ楽しむことができた様子。来年度に向け、外へ出かけるプログラムも企画していきたい。
(斉藤)
【2月25日】
 千葉県九十九里町の公民館で約50名の一般市民を対象にボランティア入門と題して講演を行った。なぜか、前列に制服姿の女子高校1年生3名が座っていた。そのお陰?で会場がとても引き締まり.いつになく講演のし甲斐を感じた次第。
(中村)
【2月28日】
 第16回(平成12年度)「文部科学省と語る会」(主催)社会教育団体振興協議会のパネルディスカッション(テーマ・社会教育団体に期待されるもの=「教育改革国民会議」の報告を受けて=)の司会・コーディネーターを務めた。文部科学省から、義本博司生涯学習企画官・地域政策室長が出席。「奉仕活動」については、幅広い活動で、柔軟に対応してもらうことを考えているとの発言があり、財団の「社会貢献教育」にだいぶ近づいてきていることを感じた。教育改革の波は、学校から地域(社会)に向かって吹いており、社会教育団体の活動に対する期待が大きくなってきている。地域での青少年のボランティア活動支援にも積極的に取り組んでいきたい。
(有馬)
【2月度】
 春のサッカーさわやか広場開催企画の諸活動を行った。浦和レッズ・ジュビロ磐田・アビスパ福岡との共催は日程がほぼ決定。FC東京及び鹿島アントラーズには日程の検討を依頼中で、開催予定は次の通り。
ジュビロ磐田 (4/8磐田市)
アビスパ福岡 (4/22行橋市)
浦和レッズ (6/9春日部市)
(吉田旭)
【2月度】
 手紙の冊子作りで、原稿作成・修正・レイアウト等忙しい日々を過ごした。あと少しで完成の予定である。一校でも多くの学校が手紙による心の交流事業に参加していただけることを願っている。
(蜂屋)








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