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◆日本語教育ボランティア◆
 毎年フィリピンのDSWDよりソーシャルワーカー2名がISSJに派遣され、一年間のソーシャルワーカー研修プログラムが行われている。この研修のなかで日本におけるフィリピン国籍の人々への家庭・児童福祉援助を習得するとともに、それに加えて日本を理解する上で大きな役割を担っているのが日本語、日本文化などの研修である。本年度は、ボランティアの田辺千鶴子さんが毎週事務所に来所し、日常会話、業務の上で必要な表現を基本として日本語の教育が行われた。限られた授業時間の中で、興味をもって学習が出来るように教材を工夫し、様々な日本の生活場面を取り上げ、日本の文化にも接することができるよう努めてくださった。また、休日には研修生を自宅に招いてくださり、日本の家庭を知る良い機会を与えてくださった。
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田辺さんによる日本語の研修
◆資料・図書の管理・データー入力ボランティア◆
 ISSJは50年の活動を行う中で、国際福祉、家庭福祉、児童福祉、難民援助、各国法律などの多くの資料が収集された。またジュネーブのISS本部を中心とした国際的なネットワークをもつ団体であることから、海外からの資料も多い。今年度、ISSJではボランティアの北島都子さんのご協力により、資料を各分野ごとに整理し、そのデータをパソコンに入力して活用しやすいよう整理を行った。北島さんは毎週事務所に来所し、ご自身のノートパソコンを毎回持参して、多くの書物、資料を整理するという地道な活動を行ってくださっている。また、アンケート等のデータ入力もご協力いただいている。
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資料を整理中の北島さん
 
◆パソコン・タイプボランティア◆
 各ケースに関する英文の提出書類、手紙は膨大なものとなる。それに付随して書類の清書を長年ボランティアの沢田田鶴子さんと宮脇由利さんが行ってくださっている。手書きの原稿を提出できる完全な形にしていただくことにより、業務の円滑化が図れている。
 
◆発送ボランティア◆
 ISSJでは、会員、企業、団体、福祉関係施設、児童相談所、家庭裁判所、大学あてに事業報告、ニュースレターの“インターカントリー”などの出版物を発送し、広く活動内容を皆様にご理解いただくよう広報活動を行っている。この際、大量の郵便物を送る仕事に発送ボランティアの田添映里さん、小室文子さんが協力してくださっている。学生である田添さんは授業の合い間をぬっては事務所に来所し、ニュースレターの折込作業、封筒づめ、切手はりなどの手作業を一枚一枚行ってくださった。
lSS本部・支部の所在地、20カ国 (2002年3月現在)
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lSS通信員の所在国、126カ国 (2002年3月現在)
アイスランド アイルランド アゾレス アルジェリア アルバニア
アンゴラ アンドラ インド インドネシア ウガンダ
ウクライナ ウズベキスタン ウルグアイ エクアドル エジプト
エストニア エルサルバドル オーストリア ガーナ カーボベルデ
カザフスタン ガテマラ ガボン カメルーン 韓国
ガンビア カンボジア ギアナ ギニア キプロス
キューバ キルギスタン グァテマラ グレナダ クロアチア
ケニア コートジボワール コスタリカ コロンビア コンゴ
ザイール サウジアラビア ザンビア ジャマイカ シリア
シンガポール ジンバブエ スウェーデン スーダン スリランカ
スロバキア スロベニア セイシュル セネガル セルビア
セントビンセント セントルシア タイ タンザニア チェコ
中央アフリカ チュニジア チリ トーゴ トリニダードトバゴ
トルコ トンガ ナイジェリア ナミビア ニカラグア
ニジュール ネパール ノルウェー バーミユーダ ハイチ
パキスタン パナマ バハマ パラグアイ バルバドス
パレスチナ ハンガリー バングラデシュ フィジー フィリピン
ブラジル ブルガリア ブルキナファソ ブルネイ ブルンティ
ベトナム ベニン ベラルーシ ベリーズ ペルー
ベルギー ポーランド ボジボディナ ボスニアヘルツェコビナ ボツワナ
ボリビア ホンデュラス マケドニア マダガスカル マラウイ
マラガシ マリ マルタ マレーシア ミャンマー
メキシコ モーリシャス モザンピーク モナコ モロッコ
モンゴリア ユーゴスラビア ヨルダン ラオス ラトビア
ルーマニア ルクセンブルク ルワンダ レソト レバノン
ロシア        








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