コンサルタントの選び方
(1)コンサルタントの種類(ISO9001品質マネジメントシステム構築支援の場合)
| 1)教育型コンサルタント : |
[1]基礎的事項・規格解釈の講習 |
| (ISO9001) |
[2]規格解釈:その企業の属する業種にアレンジ |
| ※むしろ「講師」と呼ぶべき |
([3]文書作成後のチェック/模擬監査) |
| 2)指導型コンサルタント: |
密着型;推進メンバーと共に構築していく |
| (ISO9000s) |
(教育型以上の詳細内容・分野を包含) |
cf.指導型が可能なコンサルタントは数少ない
(2)コンサルタント選定上のポイント
1)コンサルタント依頼の形態
[1]教育型:
＜メリット＞短期間、低費用、低リスク
＜デメリット＞一般論、社内的な工数削減効果は低い
[2]指導型:
＜メリット＞工数削減効果高い、改善含め+αがある
＜デメリット＞高費用、高リスク
2)コンサルタント依頼先の選定
[1]大手コンサルタント会社
[2]個人事務所
※属人的要素が強いため、残念ながら最後は「人」。大手コンサルタント会社の場合でも、必ず担当コンサルタントとお見合いをしてから決定すべき。
3)コンサルタントの能力
[1]知識・経験:
マネジメントシステム構築経験・経営指導経験・経営管理経験・(品質管理経験)etc.
[2]指導能力
[3]調整能力
[4]指導方針・手法
[5]人柄・人格
4)費用
＜教育型コンサルタント＞
[1]稼動実績支払型
※以下[2]〜[4]は基本的にない(教育機能の点から)
＜指導型コンサルタント＞
[1]稼動実績支払型
[2]手付金前払&終了時残金清算型
[3]全費用一括前払型
[4]全費用一括後払型
5)リスク負担・リスク責任分担
[1]基本契約
[2]個別契約
※コンサルタント側の「何でもできます」は信ずるべきではない。(営業口調)
