7. 製品実現
7.1 製品実現の計画
(1)製品実現計画
当社では、受注した製品及びサービスごとに対応した「製品実現計画書」を作成し、QMS及び関係プロセスとの整合を図り、各製品・サービスの品質提供業務が円滑かつ適切に遂行されるようにする。
(2)製品実現計画の作成・主管部門
「製品実現計画書」の作成に当り、その作成時期(「計画直前工程」開始前)及び主管部門並びに作成者を以下に示す。
区分 |
計画直前工程 |
計画主管部門 |
計画作成者 |
自社設計 |
◇ハッチカバー製品設計 |
◇設計部 |
◇設計担当者 |
◇タンク製品設計 |
◇配管工事設計 |
元請設計 |
◇船体ブロック製造 |
◇製造部 |
◇製造主任 |
◇配管工事 |
◇配管工事部 |
◇配管工事主任 |
◇塗装工事 |
◇塗装工事部 |
◇塗装工事主任 |
設計不要 |
◇技能者派遣 |
◇技能者派遣部 |
◇技能者派遣主任 |
(3)製品実現計画の内容
当社の「製品実現計画書」は適用する規定・基準及び法規類に連動させる形をとりながら、以下の内容を満足し、実施する関係者の使用に適した内容に設計する。
a)製品・サービスに対する品質目標及び要求事項
b)製品・サービスに特有な、プロセス及び文書の確立の必要性、並びに資源の提供の必要性
c)その製品・サービスのための検証、妥当性確認、監視、検査及び試験活動、並びに製品・サービス合否判定基準
d)製品・サービス実現のプロセス及びその結果としての製品・サービスが要求事項を満たしていることを実証するために必要な記録