事例28 吊上げた鋼板がピットに接触しハッカーが外れ受傷
発生状況 職種 取付工 年齢 49才 経験年数 12年
ガス切断した鋼鈑(230kg)を研磨するため、床上操作式クレーンを使用してハッカー付チェンスリングで吊上け、ピットの中に入れようとした。その時鋼鈑がピットの角に接触しその反動でハッカーが外れ鋼鈑が本人の方に倒れ受傷した。
原因 |
対策 |
1.ハッカーが奥まで入っていなかった。 |
1.ハッカーを掛ける場合は奥まで入っていることを確認する。 |
2.使用吊り具の選定が違っていた。 |
2.ハッカーの使用基準の徹底をする。 |
3.ホイストのセンターが真上になかった。 |
3.吊上げ時に品物の位置を確認する。 |
4.慣れにより作業の危険性の認識が薄れていた。 |
4.危険の感受性の指導と教育をする。 |