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事例24 移動中のブロックが作業中のブロックに接触し挟まれ
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発生状況 職種 溶接工 年齢 45才 経験年数 8年 勤続年数 11ヶ月
 本人は、屋外のコンベアー上でブロックの溶接作業を行っていた。屋外から中組材(約11t)を配材するため、150tクレーンで相吊りし90°起こした時傾むいて回転したため、コンベアー上のブロックと接触し、そのブロックが動いたため、ブロックとブロックの間に挟まれた。
 
原因 対策
1.吊環の取付け位置を間違えたが、玉掛け時に気付かなかった。 1.吊環取付図の出図管理、図面管理を徹底する。
2.作業場所が狭かった。 2.反転、地起しの場所、要領、確認事項を見直し基準として取り決める。
3.コンベアー上のブロックの移動防止処置をしていなかった。 3.ブロックの移動防止の処置を行なうとともに、隣接ブロックまでの人払いを行なう。








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