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事例20 研磨作業中にブラシの切れ端が飛散し眼に受傷
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発生状況 職種 塗装工 年齢 46才 経験年数 12年
 本人は、総組ブロックのタンク区画内の反転ピースの裏焼け箇所の縦通肋骨(サイドロンジ)角部を、コーナーブラシ(ベビーサンダー)で磨いていた。目の保護具としては、セロハン着装のみ(防塵メガネ未使用)で磨いていたため、飛散したコーナーブラシの切れたワイヤが右目に刺さり受傷した。
 
原因 対策
1.目の保護をセロハンフィルムで行なった。(保護具の誤使用) 1.防塵一眼メガネの完全使用を徹底する。
2.作業指示が具体的でなかった。 2.監督者は具体的に適正な保護具の使用を指示する。
3.当日、KYミーティングを行なっていなかった。 3.朝礼等でワイヤー飛散の危険性について再教育し、作業基準書の見直しを行なう。








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