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事例5 配電盤のアース線取付工事中に感電
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発生状況 職種 電気工 年齢 63才 経験年数 45年
 本人は、工場の動力線増強電源工事で、新設配電盤のアース線を電気室内の440V低圧盤内にあるアース線端子に取り付けようとした時、通電部に体の一部が触れ感電した。
 
原因 対策
1.午前中に変圧器と分電盤の配線作業を行ったが、この時は通電していなかったので、アース端子取付け時も無通電状態であると思っていたため、検電器等による通電チェックを行わなかった。 1.作業責任者は、作業者と工事着手前に無通電であることを確認する。
 無通電状態の確認は、作業責任者の立会いのもと、検電器等で行う。
2.感電防止チェックリストによらずに作業を行った。 2.無通電確認および活線接近作業(充電部から600mm以内で行う作業)は、感電防止チェックリストに基づいて、事前に安全確認を行なう。








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