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特集●平成十三年度「犯罪被害者支援シンポジウム」これからの犯罪被害者支援活動
(パネリスト)  ●山崎司平法律事務所・弁護士  柴田 未来
   ●被害者遺族  山本 泰子
   ●警視庁捜査第一課  原 きよ子
   ●被害者支援都民センター・事務局長  大久保 恵美子
(コーディネーター)  ・常磐大学助教授・精神科医  中島 聡美
   ・被害者支援都民センター・支援相談室長  頼住 孝子
 
 11月28日(水)午後一時から、グランドアーク半蔵門において「被害者支援シンポジウム〜これからの犯罪被害者支援活動〜」を開催しました。
 当日は、犯罪被害者遺族の方々や当センター役員・会員をはじめ、東京都犯罪被害者支援連絡会会員など、約五百名が参加しました。
 第一部では、ご来賓として石原東京都知事、野田警視総監からご祝辞を賜るとともに、慶應義塾大学・太田助教授による「日本における被害者支援の現状と今後の課題」と題した基調講演が行われました。
 第二部のパネルディスカッションは、「被害直後の支援のあり方」というテーマで、実際に被害に遭われたご遺族が生の声でその現状を語り、また弁護士と捜査官がそれぞれ現場からの報告、そして当センター大久保事務局長からは、センターの支援状況についての発表がありました。また、会場の参加者からは多数の質問が寄せられ、時間の許す限りパネリストの諸先生から回答していただくなど、大変有意義なシンポジウムとなりました。
 当センターは、昨年四月の発足以来、関係各団体と相互に連携を図りながら支援の充実に努めてきましたが、今回のシンポジウムでの貴重なご意見ご提言を真摯に受け止め、被害直後からの支援を適切に提供できるよう研鑚を重ね、併せて社会に向けての支援の輪をますます広げてゆけるよう努力したいと思います。
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都知事からの祝辞
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パネルディスカッションの模様








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