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別紙A-推薦される職場研修作業帳の内容の例
 
第1部-職場研修の研修生についての詳細事項
氏名
生年月日
国籍
当該VTS担当部局へ配属された日付
これまでの専門資格
関連している専門職の経験
VTS研修コースの受講日付
VTS運用者資格認定証の番号
交付機関及び取得日付
VTS資格証明記録簿の番号
上記各項を確認する研修生の署名
 
第2部-研修生のVTS管轄海域
VTS管轄海域または区域の範囲または境界
VTS区分域、制限海域
隣接VTSの管轄海域及び担当機関
通航報告方式及び航路決定方式
航路、水路及び錨箔区域
航路標識
航路基準点
環境上の影響を受け易い海域
港湾データ
局地的に使用される略語及び記号
 
第3部-国際的・国内的・局地的な法律
IMO条約及び決議
VTSについての国内の法的根拠
局地的な法律
局地的な条例/港湾改良条例
特別な規則
局地的な/地域的な通航規則または港湾条例
訓練/安全管理システムに関する規則、VTS要員の責務
 
第4部-VTS構成要員の任務及び責任
作業解説書及び責任
考慮事項
VTSセンターにおける責任と報告との系統
内務規程/標準的な運用上の手続き(SOPS)
捜索救難業務を含む協定の業務との関係
隣接VTS担当部局との関係
 
第5部-当直業務の管理
当直編成
日誌及び記録の維持
航行及び通航計画
協定業務の識別及び協力
海運活動の中止を決定する要因
海運情報の提供
航行情報(警報など)
海運情報の照合
健康及び安全上の考慮
VTS装置の効果的な動作の監視
 
第6部-海上交通の管理
局地の及び隣接域の船舶通航形態における代表的な輻輳状況及び構造
局地のVTS通航イメージの作成及び維持
海上スペースの管理-代表的な規準
通航状況の管理、指示事項の発信
積荷の種類、危険物が意味していること
 
第7部-通信及びデータ回線
無線に関する組織、周波数、チャンネル割り当て
GMDSS-DSCを含む
装置
周波数
空中線
据付
到達範囲
能力と限界
無線の手続き
正しい音声手続きプロトコルの使用
SMCPの使用-通報マーカーを含む
緊急時及び遭難時の手続き
業務協定機関との通信
 
第8部-センサー-レーダー・方向探知装置・電子光学装置・AIS・CCTV
全装置
通常運用の限界及び期待
手続き
故障-障害箇所追及-マニュアルの使用
不十分な動作
レーダー
構成
有効範囲
精度
遠隔地へのアクセス
運用者による制御
最適動作のための設定
予備/非常システム
故障の検知-取るべき処置
干渉源
内部切換え
「バイト(bite)」の使用
追尾システム
情報管理
追尾管理
警報の使用
AIS
情報管理
使用方法
方向探知装置
情報管理
使用方法
E/O装置
情報管理
使用方法
CCTV
使用方法
携帯型VTSシステム
能力及び限界
 
第9部-非常時の手続き
不測事態対策
1.部外 SAR
  汚染対策
  火災
  テロ対策
  国内
  VTSの構成資源が含まれているその他の局地的な計画
  極端な悪天候状況
2.部内 VTSセンターの撤退、火災、洪水、地震
  給電の停止、故障
  代わりのVTSへの移し変え
調整、自由裁量の威力及び限界
報告
非常事態対策の文書化
非常事態対策を開始するためのチェックリストの使用
避難港
曳航についてのプロトコル
通信
非常時手続き実施中についての協定/緊急業務の役割
 
第10部-報告及び記録
義務的な報告の必要性、様式、受領者
COLREGS及びその他の規則に対する違反行為
悪事を行う船舶
記録保管の必要性
安全対策の記録
自動記録設備
報告の記入・様式・構成
 
第11部-社会及びマスコミとの連絡
保安上の手続き-VTSセンター及び施設へのアクセス
広報担当要員の任命
マスコミ対策研修-方針
マスコミヘの状況説明
データの公開、データの保護
訪問者-方針
通信上の保安の把握、盗聴の回避
 
第12部-協定業務
習熟
周航
タグボート
水先案内
船舶-通行計画
CG/SAR/MRCC
消防活動
港湾施設
公害取締り班
間接税務局
隣接VTSセンター
構成資源の能力・限界・利用可能性
 
第13部-水路学及び気象学
潮汐、潮流、海流、うねり
潮汐観測、船底-海底間間隙の予測
局地天気予報の作成と公表
局地の天候状態
地形及びサンドウエーブ
極端な天候状態
局地的な霧発生の傾向
局地的な水路通報及び航行警報の発信
 
第14部-研修生の評価及び試験
継続的な行動についての評価
試験方法
筆記
口頭
実地
試験要目、漸次進展する試験
評価者
職場研修指導者
船舶通行業務運用者
船舶通行業務監督者
再検討
達成されている技能
達成されていない技能-職場研修の作業の反復
 
VTS担当部局により手配された最終委員会。構成及び形態を特定する。
 
VTS担当部局 VTS職場研修作業帳
[見本]
別紙B
第 版/日付
 
課題 T 日付 I 日付 指導者の所見
2.VTS区域
通航航路の決定に関する規則類 01年5月21日 TH 01年5月30日  
航路・水路・錨泊地及び付随している航行上の制約事項 01年5月26日 TH 01年5月30日  
航路標識 01年5月28日 TH 01年5月30日 観察を行う前に情報の更新が必要。
8.実習
水先案内人の周航(昼間) 01年5月23日 MP 01年5月24日 別々の水先案内人によって行われる出航1回入航2回。
水先案内人の周航(夜間)          
タグボートの周航          
水先案内船の周航 01年5月25日 MP 01年5月25日 水先案内人の周航の前後に使用される。
船舶の繋留/出航          
T-研修生が終了した作業
I-職場研修指導者による能力についてのチェック
 
VTS担当部局 VTS職場研修作業帳
[見本]
別紙B
第 版/日付
 
課題 学習目標
2.VTS区域
通航航路の決定に関する規則類 局地の及び関連地域の規則及び手続きについての完璧な知識、並びに、当該VTS管轄海域内で船舶通航計画を編成する際に関係してくる技能及び技法、を実地に示す。
航路・水路・錨泊地 当該VTS管轄海域内にある全ての航路・水路・錨泊地などについての完璧な知識、並びに、付随している航行上の制約事項、を実地に示す。
航路標識 当該VTS管轄海域内にある全ての航路標識についての完壁な知識を実地に示す。
8.実習
水先案内人の周航(昼間) 等級1の水先案内人が行う少なくとも2回の出航及び2回の入航行動の通行管理を引き受け、水先案内人の乗船手配・水先案内人/港長の情報交換・航行計画・船種・操船上の特徴・付随している航行上の問題などについて把握していることを実地に示すことができる。
水先案内人の周航(夜間) 上記に同じ
タグボートの周航 曳航設備・係留/出航手続き・非常時の手続きなどについて把握していることを実地に示す。
水先案内船の周航 いろんな天候状態の下で水先案内任務に就いている時の、案内船の取扱い及び行動の調整について把握していることを実地に示す。
船舶の繋留/出航 係留/出航手続き及びコンテナー船岸壁と石油タンカー岸壁とにおいて経験される困難な事項、について把握していることを実地に示す。








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