日産ディーゼル(大型・中型)
定期交換部品
※印は初期交換時期を示す
定期交換部品 |
交換時期 (千km/年) |
備考 |
中・普通型車 |
大型車 |
マニュアル・トランスミッション・オイル |
- |
*5,90「45」/1 |
ZF製16段 「 」内はシビアコンディション時 |
- |
*5,80 |
フラー製9段 |
*5,50/1 |
*5,60/1 |
上記以外、セミA/Tを含む |
オートマチック・トランスミッション・オイル |
- |
*5,60/1 |
ノン・ステップ・バス |
- |
*5,40/1 |
総輪駆動車 |
マニュアル・トランスミッション・オイル・フィルタ |
- |
90「45」/1 |
ZF製16段 「 」内はシビアコンディション時 |
50/1 |
60/1 |
上記以外、セミA/Tを含む |
オートマチック・トランスミッション・オイル・フィルタ |
- |
60/1 |
ノン・ステップ・バス |
- |
40/1 |
総輪駆動車 |
ディファレンシャル・オイル |
 *5,50/1 |
*5,30/1 |
トラクタの後輪 |
*5,60/1 |
上記以外 |
ディファレンシャル・オイル・フィルタ |
- |
30/1 |
トラクタの後輪 |
60/1 |
上記以外 |
エア・クリーナ・エレメント |
60/1 |
60/1 |
  |
エンジン・オイル |
  |
CC級 |
*5,20/1 |
- |
FE6,MD92 |
CD級、CE級 |
*5,25/1 |
- |
- |
*5,20/1 |
*5,20/1 |
FU6,PU6 |
CD級 |
*5,15/1 |
- |
MK120系 |
CD級、CE級 |
*5,15/1 |
- |
MK122系 |
CD級 |
*5,20/1 |
- |
MK130系 |
ターボ付 |
CC級 |
- |
*5,20(30)/1 |
上記以外 ( )内は大型フィルタ使用車 |
CD級、CE級 |
- |
*5,25(35)/1 |
ターボ無 |
CC級 |
- |
*5,25(35)/1 |
CD級、CE級 |
- |
*5,30(40)/1 |
エンジン・オイル・フィルタ |
  |
CC級 |
20/1 |
- |
FE6,MD92 |
CD級、CE級 |
25/1 |
- |
- |
20/1 |
20/1 |
FU6,PU6 |
CD級 |
15/1 |
- |
MK120系 |
CD級、CE級 |
15/1 |
- |
MK122系 |
フル・フロー |
CD級 |
20/1 |
- |
MK130系 |
バイ・パス |
40/1 |
- |
ターボ付 |
CC級 |
- |
20(30)/1 |
上記以外 ( )内は大型フィルタ使用車 |
CD級、CE級 |
- |
25(35)/1 |
ターボ無 |
CC級 |
- |
25(35)/1 |
CD級、CE級 |
- |
30(40)/1 |
  |
ターボ付 |
CC級 |
- |
*5,20(30)/1 |
上記以外 ( )内は大型フィルタ使用車 |
CD級、CE級 |
- |
*5,25(35)/1 |
ターボ無 |
CC級 |
- |
*5,25(35)/1 |
CD級、CE級 |
- |
*5,30(40)/1 |
厳しい使われ方をした場合(シビアコンディション時)の点検
以下の条件のいずれか一つに当てはまれば、「厳しい使われ方」に該当します。
厳しい使われ方の条件に当てはまる走行が多い場合は、1か月毎に点検します。
<厳しい使われ方の条件>
A |
悪路(凹凸路、砂利道、未舗装路等)、雪道、多塵地帯の走行が走行距離の30%以上 |
B |
走行距離が多い(目安:10,000km以上/月) |
C |
山道、登降坂路の走行が走行距離の30%以上 |
D |
発進・停止の繰り返しが多い、もしくは低速走行が走行距離の30%以上 |
<1か月毎の点検項目>
1 |
ブレーキ・ペダルの遊び及び踏み込んだときの床板とのすき間 |
2 |
駐車ブレーキ・レバーの引きしろ |
3 |
ブレーキ・チャンバのロッドのストローク |
4 |
ブレーキ・ドラムとライニングとのすき間 |
5 |
ホイール・ナット及びホイール・ボルトの緩み |
6 |
オイル・バス・ハブの油漏れ及び油量 |
7 |
クラッチ・ペダルの遊び及び切れたときの床板とのすき間 |
8 |
トランスミッション及びトランスファの油漏れ及び油量 |
9 |
デファレンシャルの油漏れ及び油量 |
10 |
エア・クリーナ・エレメントの状態 |
11 |
原動機の潤滑装置の油漏れ |
12 |
ファン・ベルトの緩み及び損傷 |
13 |
エア・タンクの凝水 |
14 |
シャシ各部の給油脂状態 |
(出典)技術情報(2000.3,2000.4)(社)日本自動車整備振興連合会 発行
注:トラックの区分(大、中、普通、小型の区分)は、シリーズ車の一般的な積載量をもとにしている。
大型…積載量8〜12トンクラス
中型…積載量4〜7トンクラス(普通型 積載量5〜7トンクラス)
小型…積載量1〜3トンクラス
なお、中型は、積載量4トンクラスの中型と積載量5〜7トンクラスの普通型とに区分する場合がある。その理由は、中型車をベースにして普通型車の設計・製造を行っているため。