日本財団 図書館


8.結果
 1.0ノットの流速で行った4人の心拍数を図3-2に、ダイコンの生データを図3-3と換気量を図3-4に示す。開始1分後から水面ドルフィンキックを行い、心拍数が140拍/分以上を示し、以後は徐々に上昇している。最大心拍数は、TKが168拍/分であったが、他の3人は179〜184拍/分であった(図3-2)。換気量は、TKが44.6リットル/分の最大を示したが、他の3人は13〜16リットル/分と安静状態に近い換気量であり、信頼性に欠ける結果であった(図3-4)。
z1061_01.jpg
図3-2 1.0ノットの心拍数(n.4)
 
z1061_02.jpg
図3-3 ダイコンによって記録された換気量 水深は左軸、換気量は右軸
 
z1061_03.jpg
図3-4 1.0ノットの換気量(n.4)
 1.7ノットの流速で行ったドルフィンキックの心拍数と換気量を図3-5と3-6に示す。1ノットの負荷と同様に開始1分後から水面ドルフィンキックを行い、心拍数が140拍/分以上を示し、以後は徐々に上昇している。最大心拍数は、TKが168拍/分と低い心拍数を示したが、他の3人は179〜184拍/分と1ノットと全く同じ最大心拍数であった(図3-5)。換気量は、3人が59〜77リットル/分を示したが、ANは27.8リットル/分と他のよりも低く正確な結果ではなかった(図3-6)。
z1062_01.jpg
図3-5 1.7ノットの心拍数
 
z1062_02.jpg
図3-6 1.7ノットの換気量








日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION