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砂浜環境調査票(地形編)の記入上の注意とヒント
注6 【波の方向】は浜の方向を測った状態で、波がやってくる方向を記録します。
図の例では、波の方向は「西」であることがわかります。
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【波の高さ】は波の谷の部分と山の部分の高さを読みとります。目安になる大きさがないとわかりにくいですが、ウィンドサーフィンなどをやっている人がいたら、その人の背の高さをメジャーにして測るといいでしょう。
注7  【風向】は波の方向と同じようにコンパスを使って風の吹いている方向を記録します。
【風速】は右の図を参考にして記録してください。または、観測時の周囲の状況を記録するのもいいでしょう。例えば次のとおり。
: 松の枝が揺れる程度 木の葉が揺れる程度 帽子が飛ばされる程度
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注8 【海の色】
海の色は汚れの程度や川からの泥水が流れ込んでいるかどうかなどを記録するために観察します。
注9 【うねり】
 「うねり」とは「波」よりももっと波長の長い、ゆったりとした大きな波のことです。海岸から水面上を見渡していると、横に長く帯状の波の山が見えたらうねりがきています。その状態を4つの中から選んで○で囲んでください。
注10  【そのほか】
ここには、観察していて気がついたことなどを書いてください。例えば「海の色が深緑色」とか「沖合で白波が立っている」など観察した日の浜や海の状態などを書くとよいでしょう。
注11 【普段の海の様子の聞き取り情報】
調査した日がその海岸のいつもの状態とは限りません。普段の海はどんな状態なのか、今日が特別に波の高い日なのか、ほかの季節にはどんな波の状態なのかなど近所にすんでいる人などに聞いて記録しておきましょう。
注12 【砂浜の形状】
下の図から選んで下さい。
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注13  【砂浜の方向】
図のように、陸を背にして水際線に立ちます。次に腕を横に広げてその延長方向が水際線に対して水平になるようにします。この状態で浜の向いている方向をコンパスで読みとってください。
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