障害のある子どもたちの学校等
障害等により、小学校、中学校の通常の学級における指導だけではその能力を十分に伸ばすことが困難な児童生徒がいます。これらの児童生徒については、その障害の種類や程度に応じて、特別な配慮の下に、手厚く、きめ細かな教育を行い、一人一人の能力や可能性を最大限に伸ばし、社会的な自立を可能な限り実現していく必要があります。
この障害のある児童生徒の学校として、県内に以下に示す学校があります。また、小学校や中学校にも、障害の状態等に即した指導を行うために特殊学級や通級指導教室が設置されています。
盲学校、聾学校、養護学校
障害種別 |
学校名 |
郵便番号 |
所在地 |
電話番号 |
視覚障害 |
県立名古屋盲学校 |
464-0083 |
名古屋市千種区北千種一丁目8-22 |
052(711)0009 |
県立岡崎盲学校 |
444-0875 |
岡崎市竜美西一丁目11-5 |
0564(51)1270 |
聴覚障害 |
県立名古屋聾学校 |
464-0021 |
名古屋市千種区鹿子殿21-1 |
052(762)6846 |
県立千種聾学校 |
464-0071 |
名古屋市千種区若水二丁目5-1 |
052(711)8888 |
県立豊橋聾学校 |
441-8141 |
豊橋市草間町字平東100 |
0532(45)2049 |
県立岡崎聾学校 |
444-2111 |
岡崎市西阿知和町御用田1-23 |
0564(45)2830 |
県立一宮聾学校 |
491-0934 |
一宮市大和町苅安賀上西之杁30 |
0586(45)6000 |
知的障害 |
県立一宮東養護学校 |
491-0083 |
一宮市大字丹羽字中山1151-1 |
0586(51)5311 |
県立半田養護学校 |
475-0945 |
半田市池田町2-30 |
0569(27)7061 |
県立春日台養護学校 |
480-0392 |
春日井市神屋町713-8 |
0568(88)0811 |
県立豊川養護学校 |
442-0863 |
豊川市平尾町門田77 |
0533(88)2553 |
県立安城養護学校 |
444-1154 |
安城市桜井町伝左20 |
0566(99)3345 |
県立佐織養護学校 |
496-8019 |
海部郡佐織町西川端新田字中東山37 |
0567(37)2061 |
県立三好養護学校 |
470-0213 |
西加茂郡三好町打越字山ノ神1-2 |
05613(4)4832 |
県立春日井高等養護学校 |
486-0925 |
春日井市中切町二丁目3-8 |
0568(85)3511 |
県立豊田高等養護学校 |
473-0906 |
豊田市竹町栄21-1 |
0565(54)0011 |
名古屋市立西養護学校 |
454-0828 |
名古屋市中川区小本一丁目19-38 |
052(354)3881 |
名古屋市立南養護学校 |
457-0854 |
名古屋市南区七条町1-3-5 |
052(692)9490 |
名古屋市立守山養護学校 |
463-0011 |
名古屋市守山区小幡一丁目14-6 |
052(794)5466 |
名古屋市立天白養護学校 |
468-0001 |
名古屋市天白区植田山二丁目101 |
052(781)5610 |
愛教大附属養護学校 |
444-0072 |
岡崎市六供町八貫15 |
0564(21)7300 |
肢体不自由 |
県立名古屋養護学校 |
452-0822 |
名古屋市西区中小田井五丁目88 |
052(502)8866 |
県立港養護学校 |
455-0018 |
名古屋市港区港明一丁目10-2 |
052(651)3710 |
県立豊橋養護学校 |
440-0841 |
豊橋市西口町西ノ口25-10 |
0532(61)8118 |
県立岡崎養護学校 |
444-3505 |
岡崎市本宿町古新田78 |
0564(48)2601 |
県立一宮養護学校 |
491-0136 |
一宮市大字杉山氏神廻1 |
0586(78)4635 |
県立小牧養護学校 |
485-0003 |
小牧市久保一色1129-2 |
0568(73)7661 |
豊田市立豊田養護学校 |
470-0342 |
豊田市大清水町原山66 |
0565(44)1151 |
病弱 |
県立大府養護学校 |
474-0031 |
大府市森岡町尾坂田1-11 |
0562(48)5311 |
◆特殊学級
特殊学級は障害が比較的軽度の児童生徒のために、小学校や中学校において児童生徒の障害の状態等に即した指導を行うように必要に応じて特別に編制された少人数の学級で、以下のような学級があります。
学級の種類 |
指導の概要 |
弱視特殊学級 |
照明や書見台などの学習環境や拡大文字などの教材・教具を工夫したり、弱視レンズを活用したりして指導が行われています。 |
難聴特殊学級 |
音や話し言葉の聞き取りや聞き分けなど聴覚を活用することに重点を置いた指導や発音・発語の明瞭度を高める指導、抽象的な言語概念を形成するための指導が行われています。 |
知的障害特殊学級 |
日常生活に必要な言葉や数などを段階的に学習したり、職業生活や社会生活に必要な態度、知識等を身に付けたりすることを中心に指導が行われています。 |
病弱・身体虚弱
特殊学級 |
一人一人の実態に応じて各教科等の指導を行うとともに健康状態の同復・改善や体力の向上を図るための指導を行っています。また、入院している児童生徒のために病院内に設けられている学級もあります。 |
言語障害特殊学級 |
構音障害や音声障害、吃音などのある児童生徒に対して、言語の発達を促したり、発音や吃音の改善を図ったりする指導が行われています。 |
情緒障害特殊学級 |
かん黙、習癖の異常、不登校、自閉など、社会的適応の乏しい児童生徒を対象にしています。指導に当たっては、個別指導や小集団による指導の場を適切に設け、一人一人の特性に応じた指導が行われています。 |
◆通級による指導
小・中学校の通常の学級に在籍している障害が軽度の児童生徒がほとんどの授業を通常の学級で受けながら、障害の状態等に応じた特別な指導を特別の指導の場(通級指導教室)で受ける教育の形態です。特別な指導とは、自立活動の指導や障害に応じて各教科の内容を補充する指導のことをいいます。
言語障害、情緒障害、弱視、難聴などを対象としています。