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第三十四回 全国吟剣詩舞道大会
2001国民文化祭協賛事業高松宮妃癌研究基金奉賛
 
 日時 ■平成十三年十一月十一日(日)
 場所 ■日本武道館
 主催 ■財団法人日本吟剣詩舞振興会
 後援 ■文化庁・財団法人日本武道館・NHK・日本民間放送連盟
 日本の美しき伝統、武道館に大輪の花を咲かす
 
 財団最大の事業である全国吟剣詩舞道大会、愛称・武道館大会が今年も盛大に武道館で開催されました。二十一世紀最初の大会で、これからの吟剣詩舞の方向性や発展が問われる大切な大会でもあり、それだけに詰め掛けた人々の期待には大きなものがありました。
優勝者のみごとな吟剣詩舞に感激
 前日の雨が嘘のように上がり、天候も武道館大会を祝うかのように、よく晴れわたった日曜日の朝。武道館前は大勢の人で埋め尽くされていました。その中には、合吟のための入念な打合せをするグループや、練習に励む団体、開幕にあわせて走り回る関係者諸氏などがおり、武道館大会ならではの独特な緊張感に会場は包まれていました。
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 午前九時、鈴木吟亮専務理事の開会のことばで、第三十四回全国吟剣詩舞道大会の幕が開きました。午前中はまず平成十三年度全国吟詠合吟コンクールが行なわれ、出場団体六十二組、総人数三千四百六十五名による壮大な合吟を堪能することができました。そして、そのスケールの大きさ、迫力に、改めて合吟のすばらしさを覚えました。
 一番手を飾ったのは茨城の茨城県吟剣詩舞道総連盟男子で、以後、六十二番手の北海道中央吟剣詩舞道総連盟女子まで、いずれの団体も持てる力を出し尽くし、晴れの栄光をつかむために全力でがんばっている姿が印象的でした。
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文化庁長官代理として祝辞を述べられる遠藤啓・同庁文化部長
 
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笹川鎮江会長(演壇左)の挨拶を代読する河田神泉副会長。(演壇右側は来賓各位)
 
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含吟コンクールに優勝し、高松宮妃旗を受ける岳精流日本吟院三河岳精会女子代表。伝達者は河田神泉副会長
 
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この日、晴れて新「少壮吟士」として表彰された八代光晃子氏(右)と、久保草風氏








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