日本財団 図書館


 
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「少年白虎隊」を舞うルイス・ウンベルトさん
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「富士山」を吟じるマリア・カロリーナさん
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「和歌・久方の」を舞う大日方佳容さん
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「安部野」を舞う荒井歐山さん
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「富獄」を舞う杉浦盛容さん
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「静御前」を舞う杉浦英容さん
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「八幡公」を舞う鈴木凱山さん
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「春風」を舞う松永悠楓、海老根祥葉、大島悠正の皆さん
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「本能寺」を舞う入倉昭星、阿部昭馨のお二人
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ワールド・トレード・センター崩壊の煙(テロ発生の翌日、空港からマンハッタンへ向かうバスの窓から。矢萩事務局長が写す)
 
 財団では十年前の平成三年六月に笹川良一財団創始会長を団長(副団長・笹川鎮江現会長)とする財団主催の吟詠芸術日本代表使節団総勢九十九名をブラジルに派遣、サンパウロ市立劇場で公演を行ない大成功をおさめていますが、今回は、ブラジル吟剣詩舞連合会やブラジル芸能団体との交流大会として開催されたことに大きな成果があったと思います。
 大会では、ブラジル吟剣詩舞連合会から二十七名、静山流静源会などから三名の合わせて三十名のブラジルの方々が、日頃精進の吟剣詩舞を披露してくれました。中でも、昨年の日本語スピーチコンテストのブラジル代表で最優秀賞を獲得した非日系のマリア・カロリーナさんの「富士山」の吟詠や、ルイス・ウンベルトさんの「少年白虎隊」の剣舞が日系人に交じって演じられましたが、どちらも、たいへん素晴らしかったことに日本からの参加者一同、驚きの眼をみはりました。
 今回のブラジル派遣は当初七日間の日程でした。ブラジルまでは片道二十五時間近くを要しますので、現地では三泊四日という強行スケジュールでしたが、公演前日の八日を自由行動とし、一行は二班に分かれ、イグアスの滝日帰り観光またはりオディジャネイロ日帰り観光(それぞれオプショナルツアー)を行なうことができました。
 公演終了後の翌十日は、昼はサンパウロ市内観光と合わせてブラジル移民記念館を見学。その夜、ニューヨーク経由の帰国の途につき、前記のような歴史的大事件を目のあたりにしたのでした。
(矢萩保三)
JCMブラジル公演参加者名

■日本壮心流昭武館総本部
 入倉 昭星 (愛知)
 阿部 昭馨 (静岡)
■祥流吟舞道
 松永 悠楓 (栃木)
 海老根祥葉 (栃木)
 大島 悠正 (栃木)
■神刀無念凱山流吟剣詩舞道
 鈴木 凱山 (栃木)
 荒井 歐欧 (栃木)
■北辰神明流分家剣詩舞
 杉浦 英容 (愛知)
 杉浦 盛容 (愛知)
 天野 豊容 (愛知)
 大日方佳容 (愛知)
 尾嶋箔栄容 (愛知)
 中根 寛容 (愛知)
   
 矢萩 保三 (事務局)
第五回ジャパンカルチャーミーティング・ブラジル大会
 
日時=平成十三年九月九日午後二時から五時三十分
場所=サンパウロ市・ブラジル日本文化協会大講堂
主催=ジャパンカルチャーミーティング・ブラジル大会実行委員会
(出演=財団法人日本吟剣詩舞振興会・ブラジル吟剣詩舞連合会・ブラジル郷土民謡協会・日本舞踊・和太鼓ほか 総出演者六十名)
後援=外務省、国士交通省、(特)国際観光振興会・(社)日本観光協会・(社)日本旅行業協会・(社)全国旅行業協会・(財)日本吟剣詩舞振興会・教育新聞社・ブラジル日本文化協会・サンパウロ新聞社








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