いちばん小さな海“タイドプール”
海の中には、人の目には見えないほど小さいプランクトンから、体の長さ30メートル、重さが130トンもあるシロナガスクジラまで、ものすごくたくさんの生物がすんでいる。また、潮がひくと干がたとなってほしあがってしまうところにすんでいる生物もいれば、なんと1万メートルもの海底にすんでいる生物もいる。
ひき潮のとき、磯の岩のあいだに海水がとりのこされた潮だまりをタイドプールとよぶが、海水といっしょに小さな魚たちもとり残されていて、よく観察してみるととてもおもしろい。ヒザぐらいの深さの海で、いろんな魚の子どもをみつけることができるので、みつけたら図鑑でしらべてみよう。魚だけでなく、ヤドカリやカニやウニなどもみつけられるが、カニもウニもたくさんの種類があることに気づくだろう。