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協会たより
札幌民藝協会解散
 札幌民藝協会は会員減少のため本年、三月三十一日をもって解散しました。
 札幌民藝協会は昭和三十五年六月四日当時の札幌市長原田与作氏を会長として会員数七十余名で設立されました。河井寛次郎・浜田山庄司両先生が立会いのもとに発会し、これまで同道の室蘭協会と共に北海道での民藝協会の活動を担ってきました。平成十年に室蘭協会が解散したため、現在では北海地区唯一の民藝協会となっていましたが、会員の高齢化などにより会員数が減少し、この度の解散に至りました。
▼「京都民藝たより」第六〇号(平成十四年、二月一日刊、京都民藝協会発行)
 小谷二郎会長による「新年度の抱負」。
 今年度の京都民藝協会の活動についてのほか、協会員としてのメリットは何かという質問について、「能動的に参加する過程で、その良さが得られるものではないか」と述べ、親睦だけでなく個々に自己研鐙していくことが民藝協会の利点であり、欠点ではないかという文章を寄せている、また、本年一月に死去された「美濃吉」会長佐竹宰始氏の追悼特集は「佐竹さんの思い出」四本貴資氏(「民藝」四月号に転載)、「故佐竹宰始さんを偲んで」小川靖弘氏。この他、「藍の生葉染め体験」河端隆志氏、「平成十三年度夏期学校益子会場に参加して」八里富子氏、「新年懇親会」、「秋のつどい」が報告されている。








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