(10)海洋センター一日研究員等 PART1
平安丸見学(ふるさと海づくり大会)
206 市村英未 倉梯第二小学校3年
「ぎょれんに行って勉強した事」
5月28日に、社会見学で京とふぎょれんに行きました。ぎょれんに着いてすぐ、りょうしさんが箱の中から魚を一ぴきとって、わたしたちに見せてくれました。歩いていくと、また次の魚を同じように見せてくれました。はっぽうスチロールの箱がたくさんあって、魚がずらっとならんでいました。わたしが知っている魚の名前は、あじやいわしやはたはたやあんこうです。一方にしか目がない魚がいるから、びっくりしました。そして、さざえも見ました。とげがあるからいたそうでした。知らない魚もたくさんいました。
たて物の中を見ました。二かいに上がって、部や全体を見ました。そこは、まん中に人があつまっていて、台の上に、一人だけ人がのっていました。「何をしているのかな」と思いました。一かいにおりて、ちがう部やへ行きました。そこで、箱の中に入いっている生きている魚をりょうしさんと先生が、わたしが入るくらいの大きなあみで、魚をとって見せてくれました。大きいあみを船につり下げて、とる方ほうです。「こんな大きなあみなら、どんな魚もとれるな」と思いました。
ぎょれんではたらいている人は、水にぬれても平気なように、白いがっちりした服を着て、仕事をしていました。その上にエプロンをしていました。そして長ぐつをはいていました。
京とふには、りょうしさんたちが三千人ほどいます。一年間に、二万トンの魚をとっています。まいづるでとれる魚で、一番多いのは、あじです。いわしは、だんだんとれなくなっています。それは、とりすぎやごみやよごれた水のために、少なくなってきています。わたしは、魚がすきなので、いつまでもたくさんの魚がとれて、安心しておいしい魚が食べられるまいづるがいいなと思いました。
207 蒲原華奈子 伊根小学校5年
「栽培漁業とは」
バチャバチャ、バチャーンと、くんだわんにひらめの稚魚を放流した。みんな勢いよく泳いでいった。この稚魚たちは、栽培センターの人たちに大事に育てられたにちがいない。栽培漁業とは、と聞かれたらみんなはどう答えるだろう。栽培漁業とは何のための漁業だろう。それは魚をつくり育てる漁業だ。20センチメートルくらいの大きさに育て、それを海に放すことで魚を増やしている。
稚魚を育てるとき、センターの人はどんな気持ちで、どのように育てているのだろう。見学の時を思い出してみた。稚魚を見に行こうとしたら、「そこまで。」と言われた。やはり、ばいきんが入らないようにとか、魚がこうふんしないようにとか、稚魚のことを考えて育てているのだろう。家からのぞく海を見てみると、一ぴきも魚のいる気配がない。たくさんいるといえば、岩にへばりついた貝やゴミが海面にういていることだ。魚がいきおいよく泳ぐことができ、何より魚にとって住みよい海とはどんな海だろうか。魚が住みよい海にするためには、プランクトン(さんそをつくったり魚のえさになったりする)がたくさんいて、海草も所々に生えていることが必要だ。今の海を見ていると、魚の住みよい海とはいえない。しょう来の海を考えて、海にゴミをすてないように努力したり、油や食べ物の汁を海に流したりしないように気をつけたい。小さな生き物も大切なそんざいであることを心にとめておきたい。そして伊根の海を、日本一の海にしたい。
208 芦原慎平 伊根小学校5年
「プランクトンと海草の役目」
海に二種類のプランクトンがいるのを知っているだろうか。その二種類とは、「植物プランクトン」と「動物プランクトン」であり、たいへん重要な役目をしている。なぜこのプランクトンが重要かというと、魚が生きるために絶対にかかせないものだからだ。人は、何かを食べなければ、生きていけない。それは、魚も同じだ。魚が食べているもの、それがプランクトンなのである。
まず、植物プランクトンを動物プランクトンが食べる。その動物プランクトンを、トビウオなどの小魚が食べる。さらにそれをマグロなどの大きな魚が食べるのだ。このように人間が大きい魚を食べるには、プランクトンが必要なのだ。だから、プランクトンを大事にしなくてはならない。しかし、プランクトンの役目は、それだけではなかった。植物プランクトンは、海のよごれをとったり、さんそをつくり出したりしてくれるのだ。海草も同じ役目をしている。プランクトンや海草が、もし地球になかったら、今の海はどうなっているだろう。それは、いうまでもなく海は死んでしまうだろう。どんなに小さくても、すごい力があるプランクトンをこれからも大事にしようと思う。
今、自分でできることはゴミをひろうこと。油や合成せんざいを流さないようにすること。これらをやっていけば、海に魚が山ほどいて伊根漁協でたくさん魚がとれるようになり、今よりももっと大きな漁協になるだろう。
平安丸に乗ったりさいばいセンターを見学をしたりする中で、植物プランクトンや動物プランクトンの大事さや大切さが理解できた。海や魚を守るために、これから自分にできることを積極的に進めていきたい。
209 倉 佑基 伊根小学校5年
「プランクトンの働き」
朝日にかがやく海。たくさんの魚が住む海。その海の底には何が住んでいるのだろう。海の下の方に目を向けると小さな小さな生き物がいる。「プランクトン」だ。そのプランクトンには、動物プランクトンと植物プランクトンという、二種類がある。
いちばん下の方に植物プランクトンがいる。そして、その植物プランクトンを動物プランクトンが食べて、その動物プランクトンを小さ目の魚が食べ、大きな魚がその小さ目の魚を食べる。このように、プランクトンは魚たちを育てているのだ。また、植物プラントンは、海を豊かに、またきれいにするという役目をはたしている。二酸化炭素を吸収し、酸素を出してくれるのだ。もしもプランクトンがいなくなったら、海はよごれてしまい、魚も生きていけなくなるだろう。さらにプランクトンがいなければ、海はもうなくなってしまうかもしれない。やっぱりプランクトンはとても大切な生き物だ。プランクトンや魚が海で生きていくために、ぼくたちは、プランクトンや魚の住みやすい海にしなければならない。そのためにプランクトンだけにまかせるのではなく、海にういているゴミをひろったり、洗剤をなるべく使わないようにしていきたい。そうすれば、プランクトンと力を合わせて、海をきれいにすることができるだろう。ぼくは、栽培センターを見学したりプランクトンについての学習をして、プランクトンが海にいて本当によかったと思った。これからも、プランクトンと力を合わせて、しょう来豊かな海になるように、自分にできることをどんどん進んでやっていきたい。
210 上野友也 本庄小学校5年
「見られてよかったこと」
7月6日に「一日研究員」として海洋センターに行きました。
一番たのしみにしていたのはプランクトンの観察でした。なぜかというと、理科の時間に観察した時はよく動いている様子だけで、形がよく見えなかったからです。
最初にプランクトンの役割を聞きました。それは、植物プランクトンは動物プランクトンのえさになり、その動物プランクトンが小魚のえさになり、小魚は大きな魚のエサになるということでした。だから、プランクトンがいるところには魚がたくさんいるんだなと思いました。
いよいよけんび鏡で見る時間になりました。プランクトンの形や動きがよくみえるのかな、とドキドキしました。のぞいてみるとケンミジンコがいました。じっとしていてあまり動きませんでした。学校で見たのはよく動いていたのに不思議でした。
次にプランクトンをテレビに映してもらいました。今度はプランクトンがいっぱいいて、その中に矢虫や夜光虫やケンミジンコとかがいました。職員の方が「赤しおは夜光虫の死んだものです。」と教えてくれました。またクラゲもプランクトンの一種だということでした。不思議な感じがしました。他にもいろいろな説明があり、プランクトンは魚のえさの他に二酸化炭素を吸って酸素を出して水をきれいにする役割もあるということがわかりました。赤しおにさえならなければ、プランクトンの役割はすごいものだと思いました。
ぼくは学校に帰ってからインターネットを使って赤しおが発生する原因やそれをふせぐ方法を調べたいと思いました。
海洋センターに行って、海にいる生き物のことがよくわかったし、これからもっともっと海を大切にしていきたいです。
211 木下敦志 本庄小学校5年
「魚達は今」
この海は今、よごれつついやよごされつつある。ぼくはそんな海がかわいそうだ。またその海に住んでいる魚達もかわいそうだ。そこで、少しでも魚をへらさないようにしている海洋センターに一日研究員として行った。ぼくは魚の放流が一番大切な仕事だと思った。昔は魚で満ちていた海がこんなによごされ、魚もへってきて、放流までしなければならなくなっている。その「放流」という大事な仕事をまかされたのだからゆっくりと放流してあげなければならないと思った。
いよいよヒラメの放流が始まった。ぼくはなるべくそっと放流してあげようと思い、勇ましく生きろよー。と放流したヒラメ達に心の中でつぶやいた。ヒラメ達はひれをひらひらさせていた。ぼくは他の生き物におそわれないかとても心配だった。
その時はまだ分からなかったが、海洋センターで育てているのはヒラメだけではない。タイや貝類ではとり貝、アワビ、サザエなども育てている。ぼくは、そんなにたくさん生き物が育てているなんてうらやましいなあと思った。しかし、それと同時に生き物を卵から育て、大きくなった生き物を放流するなんてとっても大変な仕事だろうなあとも思った。ぼくはとっても生き物好きだ。一生けん命育てた物が死んでしまうと、とっても悲惨な気持ちになる。海洋センターの職員の人達が一生けん命育てた生き物達が死んでもぼくの五倍ほどに悲惨な気持ちになると思う。もし今までに海をこんなにもよごさなければ、今はもっと魚はいたと思う。しかし今からでも、海をきれいにすれば昔のような海になるかもしれない。ぼくはこれから、海にごみをしないようにし、ごみがあったら拾うようにしていきたいと思う。
212 松下竜平 本庄小学校5年
「海草についてわかったこと」
7月6日に「一日研究員」として海洋センターに行きました。その中で一番印象にのこったのは海草おしばでした。海草おしばは海草を生かしていろいろな形を作るのでした。
最初に海草の話を職員の人にしていただきました。海草はかぞえきれないくらいの種類があり、いろいろな生き物を助けてくれたり魚の住み家やてきからのがれるように魚のみかたになってくれます。と言っていました。海草ってこんな働きがあったのか初めてしりました。いつも海へ行った時海草をよく見るが今までそんなこと考えたこともありませんでした。また、表にした深い所や浅い所の海草も説明してもらいました。深いところには海草ははえないと思っていたのでびっくりしました。
いよいよ海草おしば作りになりました。準備された海草はいろいろな種類がありました。てんぐさやあおさなどです。てんぐさはところてんになるそうです。
どんな作品にしようかきめていなかったのでばらばらに置いていました。でもいっぱい置いていくとできないしちょっとしか置かなかったらさみしいのでどう置くかむずかしかった。ぼくはわかめみたいなのばかり置いていました。あらしにおそわれた森みたいだった。思ったよりじょうずにできました。二回めは山みたいでへんになりました。
海草おしばが終わったあとクイズをしました。貝の名前をあてるクイズでした。十問のうち四問しかわかりませんでした。その中に見たことのない貝もありました。形はパイナップルに似ていて色はオレンジ色でした。これも貝の仲間かと不思議でした。名前はホヤと言うそうです。
海の中には海草や貝や魚などいろんな生き物がいます。この海をよごさないで大切にしていきたいと思いました。
213 藤原 薫 本庄小学校5年
「きもちわるかったタイの解剖」
ぼくはタイの解剖と聞いてうきうきしていた。なぜならまえにクラブで解剖がしたかったがダメになってしまったからだ。
ぼくははしゃぎたくなるきもちをおさえて海洋センターに向った。そしてついてから荷物を置いてからヒラメの放流をしてからそのあとに海草おしば。ぼくはやった〜もうすぐだあとすこしでタイの解剖だ早くやりたい〜そしてとうとう念願のタイの解剖になった。さいしょに白衣を着てそれから職員の方に集まっていった。そして職員の人が話をし始めた。それから話がおわってとうとうタイの解剖。さいしょにタイの体重を計って見たら360グラムだった。その次にウロコを取ってスライドガラスにのせてその上にスライドガラスをのせてセロハンテープで止めてけんびきょうで見たら四才だった。それから体長をはかると28センチメートルだった。それから肛門からはらの下辺りまで切っていった。けどとれなかったから職員の人にとってもらった。
その次にかん臓があってそのおくに腸があって取ってはかってみたら48センチメートルあった。タイの倍あった。それからなかなか胃が見つからなくて職員の人に取ってもらってみたらへんなんだった。その次に口の中にへんな物がおったさかいにとったら「これはきせいちゅうだ。」ってゆうてくれてべんきょうになった。それでおわった。
214 藤原充志 本庄小学校5年
「プランクトンの観察」
7月6日に、一日研究員として、海洋センターに行った。
プランクトン観察を、させて、もらいました。最初に、役わりとかを、ゆうていた。植物プランクトンを、ねらって、動物プランクトンが食べて、小魚が食べて、大きな魚が小魚を食べるといっていた。
植物プランクトンとか、動物プランクトンは、おいしいのかな、と思いました。「プランクトンを、食べて、みたいなー。」
たった、少しの、水の中に、たくさんいたから、びっくりした。おんなしやつが、いっぱいいた。最初は、まるいやつが、たくさん、いた。何だこのまるいやつはと、思った。そしたら、職員の方が、これは、夜光虫は、死んだら、赤塩になると、職員の人がゆうていた。
クラゲが、プランクトンと、いっていた。ほんまにクラゲが、プランクトンなんかとおもいました。いちばん大きな、プランクトンは、マンボウかなってゆって、それをきいた、職員の人がそれは、どうかなーと、言っていた。ぼくはちがうんちゃうかと、おもった。だって、マンボーは、いくら、プランクトンが、集まっても、むりだとおもう。目とかも、プランクトンが集まって、できるんかとおもった。
丹後の海には、プランクトンがたくさん、いるんだなと、おもいました。このプランクトンをエサに、魚もよってくるんだなーと思いました。
丹後の海は、よごれてきている。その魚やプランクトンもいる海を、きれいにして、いこうと思った。海洋センターの人達も、海や魚を守る、仕事をしとんなる。僕も海を、きれいに、していきたい。
215 大下佳織 本庄小学校5年
「初めて作った海そうおしば」
7月6日に、一日研究員として海洋センターに行きました。
その一日研究で、プランクトン観察や、タイのかいぼうとかを、体験させてもらったときの中で、一番心にのこったのは、海そうおしばです。
作る前、職員さんが、「海そうおしばには、天ぐさや、あおさなど、海そうを使って、作ります。海そうは、いろいろな生物を助けてくれたりします。魚の住み家や、てきからのがれるように、魚の味方になってくれたりします。」と言っていたので、海そうってこうゆうふうに、はたらいているんだなーっと思いました。また、表にした、いろんな海そうを、見してくれた。深いところにある、海そうの表にしたものも見せてもらって、すごい、こんな海そうもあるんだなーと思った。
作り始める前、一枚目は、魚を作ろうと、イメージした。紙の上に、海そうをおいて、糸みたいな海草を細かくちぎって、魚にしていった。目は、あおさを、使った。海そうおしばを作っていって、すこし、ぎもんがあった。なんで海そうを、こういうふうにしたら、くさったりしないんだろうかなと思った。海そうおしばを、完成してから、職員さんに聞いた。すると職員さんが、「空気にふれなかったらくさらないんだ」と教えてくれた。かんずめと同じしくみなのだと思った。海そうおしばは、満足のいく作品になった。海そうの役目など、知らないことも、いっぱい分かってうれしかった。
216 須川絵実香 本庄小学校5年
「タイのかいぼうをしました」
タイの話を聞いてからタイのかいぼうにかかりました。
まずは、口からしっぽまでをはかりました。口からしっぽまでは、尾叉長と言います。はかったら、28センチメートルでした。「ちょっとちいさいな。」と、思いました。つぎは、重さをはかりました。魚の重さはあまり重くないと思っていたけど、はかってみたらだいぶ重たかったのでびっくりしました。次は、うろこをとりました。うろこには、ねんりんというものがあり、魚の年れいが分かるそうです。ねんれいもねんりんを見ると、三つあったので三才だと思いました。
切ったらいろんなものがはいっていました。いやちょうやかんぞうやらんそうやうきぶくろがありました。いやちょうやかんぞうやらんそうを調べていたらぐちゃぐちゃになりました。ぐちゃぐちゃにしていたらちいさな魚がでてきました。口のほうもほじくってみたらきせいちゅうがでてきました。なんかまるくてへんなかたちでした。なんで口の中になんでそんなものがあるのかなとおもいました。
タイのかいぼうするのは、たのしかったです。
217 藤原加奈 本庄小学校5年
「初めてした、海草おしば作り」
ヒラメの放流が終わっていよいよ海草おしばを作る時がきた。私は、海草おしばって何かなあと思いながらその部屋に行った。4人のグループに分かれた。前には、いろんな海草があった。最初は、いろんな話を聞いた。まず、海草について話てもらった。話の中で分かったのは、海草の名前。私は、ほとんど分からんかったけど海草には、いろんな種類がある事が分かった。私は、ワカメとこんぶぐらいしか分からんかった。でももっとあるなんておもわんかった。いろんな海草の名前を教えてもらったけどじゅずもぐらいしか覚えれんかった。そしていよいよ作り始めた。前に海草があったでいいのがないか、探していた。大きいのや小さいのやいろいろあった。まずは、大きい海草から置いていったほうがいいかなあと思ってのせていった。次もずーと海草をさがしていた。やっぱり海草は、きれいだなあと思った。職員さんが海草の名前をだれかに教えていたから、その名前だけおぼえておこうとおもったのにすぐわすれてしまった。海草の名前をほとんどおぼえておこうとおもったけどぜんぜんおぼえれんかった。こうおもいながらやっていたら、もう一まいは、終っていた。一まい目の方は、魚が泳いでいるかんじにして乗せていった。二まい目は、海草が海の中動いているかんじにしようと思って海の中をそうぞうしておいていった。私は一まい目の方が自分では、いいなあと思った。自分のそうぞうどおりに出きたからだ。私は、最初海草おしば作りは、むずかしそうだなーと思っていたけど思ったよりかんたんだったし作るのがすごく楽しかった。いい物ができたなあーと思った。この海草おしばを一生大切にしたい。
218 森下 愛 本庄小学校5年
「タイの解剖」
まず、タイの年れいの見分け方を教えてもらった。見分け方は、うろこについている年輪だった。私の調べたマダイは年輪が三本あったから三才だった。タイの年れいの見分け方を教えてもらってうれしくなったからお父さんに、「タイの年れいの見分け方はうろこの年輪の数だって。」って言ったら、「そうなんか。初めて知ったわ。覚えときたいでもう一回言って。」って言ったから、私はもう一回言った。そしたらお父さんはメモ帳にタイの年れいの見分け方を書いていた。お父さんでも、知らんかったんだと思った。「またこんど見てみよう。」と言っとった。
次はマダイの長さのはかりかたを教えてもらった。口からしっぽの切れ目までがタイの長さだった。私は口からしっぽのさきまではかるんかと思った。マダイの長さをはかってみたら26センチメートルだった。
切り方も教えてもらった。おしりの方から切っていくのだった。私はタイを二まいにうすく切るのだと思った。じっさいにやってみたら切りにくかった。けっこうかたいなと思った。マダイの内ぞうも人間の内ぞうと同じ物がいっぱいあるなーと思った。私がマダイの内ぞうの中で一番いんしょうにのこったのは心ぞうだった。色は赤むらさきみたいな色だった。でも血が出てきて心ぞうの色があんまり分からんかった。マダイの体は大きいのに心ぞうは豆つぶくらいの小さいものだから大きい体を小さい心ぞうがよく動かしとるなと思った。魚の解剖は本当に楽しかった。
219 桜尾遼介 本圧小学校5年
「興味をもった水温とプランクトンネット」
ぼくが海洋センターで興味をもったのは水温でした。メートルが上がれば上がるほど水温が下がっていくので何メートルで何度になるかが楽しくなるからです。45メートルのみんなの予想は15℃でしたけどぼくの予想は「22℃位じゃないかなあ。」と思いました。なぜかというとなんとなくそんなきがしたのでぼくはそう思いました。その水温はゼロメートルで25.1℃、10メートルで24.3℃、20メートル23.4℃、30メートルで22.8℃。いよいよ45メートルの水温を見る時になりました。ちょっと心臓がドキドキしました。結果は…22.5℃でした。ぼくは「おしい、あと0.5℃」と思いました。
ぼくが海洋センターにきて二番目に興味をもったのはプランクトンネットでプランクトンをとる時のことです。始めにプランクトンネットを見えなくなるまで深くしずめました。でも波ができていて見えるか見えないかよくわかりませんでした。少したってから不思議に思ったことがありました。それは「なぜプランクトンはすごく小さいのにプランクトンネットの大きなあなからにげださないのかなあ」と思ったことでした。
完全に見えなくなってからプランクトンネットを引き上げプランクトンネットを見てみると赤い物があってなにかなあと思いました。海洋センターの人が「プランクトンネットに水をかけて」と言ったので水をかけました。ここでも不思議に思ったことがありました。それは「なぜ水をかけているのに落ちないのだろう。」と思ったことでした。水温では水のだいたいの温度を調べれましたしプランクトンネットにはいろんなしくみがあることがわかりました。
220 森田徹兵 本庄小学校5年
「ヒラメ達に教えられた事」
ぼくは、ヒラメの事を、全ったく知ない。でも、ヒラメを、放流し、何かを、教えられた気がする。それは、海を大切にし、魚達をぜつめつさせない事だ。それを、ヒラメ達に、教えられた。そして今から、海を大切にし、きれいな海に、したいと思う。しかし、その逆に、海をきたなくする人も、いる。ゴミを海に、そのままポイ捨て、する人も、日本中に、いっぱい、いる。なぜ、そんな事を、するんだと、ぎ問に思う。海だけじゃない。山や、公園にも、いっぱい、ある。それを、動物達が、食べて死んだりする。海にも、ゴミが、うかびただよってる所を、魚が、食べて死んだりする。海は、どんどん、よごれている。このまま、だったら、海に泳げないようになる。それと、同時に、魚も、ぜんめつする。となると、人類の、ききになる。そんな事に、なるのは、絶対いやだ。そう願い、ヒラメを、放流した。ヒラメ達が泳いで行った。一ぴきは、クラゲの方に行った。「まずい。」なぜ「まずい。」と言ったかというと、クラゲのしょく手に、からまり、食べられると思ったからだ。でも運が強く、通りすぎて行った。ヒラメに、願いを、こめてその場を去った。
「元気に育ってほしいなあ〜。」と思った。「でかい魚に食われるなあよう〜。」そういいながら、手をふった。放流後の気持ちは、とっても、さびしい気が、した。ヒラメ達に、教えられた事は、一生わすれないと思った。ヒラメ達を、育てたのは、海洋センターの人達だ。海洋センターのみなさん。これからも大事にヒラメ達を、育ててください。ぼく達も海を大事にします。