(9) 水産加工体験
200 永浜稔則 伊根小学校4年
「じゃこづくり」
ぼくたちは三、四年生でじゃこづくりをしました。こうじ君のおっちゃんに教えてもらいました。初めはどうするのかなーと思いました。まず説明を聞き、その説明を聞いてから自分たちでやりました。ぼくはちょっと不安だったけどおしえてもらったとおりにやれば大じょうぶと思いました。
ざるにアジを入れて置いといたらおっちゃんがにえたぎったお湯の中に入れていきました。ぼくは熱いのによう入れるなーと思いました。それからあくをとってざるをあげてむしろにほしていきました。昔の人はみんなこんなことをふだんやっていたんだなーと思いました。熱くないんかなーと思いました。
じゃこを作るのはてまひまだなと思いました。手まがかかるほどおいしんかなーと思いました。ゆがいたじゃこをみんなで味見しました。みんな「おいしい、おいしい」と言ってつまみぐいばっかりしていました。とってもおいしかったです。でもじゃこの頭だけ残す人もいて、ぼくはもったいないなーと思いました。
それから丸二日間、天日でかわかしました。二日かわかすのはすごい時間がいるなーと思いました。野球をしている時ボールをとりに行ったらのらねこがじゃこを食べていてちょっとはらが立ちました。何こか食べていました。みんな気にして気にしてちゃんと野球をしていませんでした。みんながじゃこにちかづいたらねこはにげていきました。ぼくは食いにげしたなーと思いました。
次の日、じゃこづくりの事が新聞にのっていてぼくはうれしかったです。ぼくも写真にうつっていて、うれしかったけどちょっとだけはずかしいと思いました。
じゃこづくりはやってみると大変だったけど楽しかったです。できたてのじゃこが食べられてよかったなーと思いました。
201 山口直哉 伊根小学校4年
「暑い中でのじゃこ作り体けん」
ぼくたちは、伊根の伝とう料理をテーマにして三年生四年生でじゃこ作りをしました。
伊根では、じゃこでだしを取るのによく使います。昔は各家で作っていたそうですが、今は買うのがふつうなので、自分の家で作る人は、かなりすくなくなっているそうです。ですから、ぼくたちはじゃこ作りは初めてでした。
じゃこ作り前日、家の人にじゃこの作り方を聞きました。そして、じゃこ作り当日。その日は35度ぐらいの気温だったと思います。先生をしてくれたのは、向井さんと、北野さんでした。
まず、向井さんからじゃこの作り方を聞きました。次に、じゃこになる魚をあらいました。魚はあじを使いました。あじの中にいわし、かわはぎ、はらくち、いかなどが入っていました。次に、ドラムかんでできたかまどにのせた、大なべのお湯の中にあらった魚を入れました。お湯の中にはすでに、二キロのしおが入れてありました。ぼくはそんなにしおを入れてからくないかなと思いました。に上がったらお湯から取り出して、ほしました。ほす時にむしろの上にかさならないように広げるのがむずかしかったです。
三時間目が終わって休けいしました。休けい中に教室に帰ってお茶を飲みました。暑い中での作業だったのでつめたいお茶がごくごくのどを流れていきました。ぼくたちは、皮がむけたものなどはみんなで食べました。あつあつでおいしかったです。最後にあらかじめとっておいたいかをみんなで食べました。
それから丸二日間天日でほしました。けど野球の練習の時にねこがじゃこを食べに来ていました。ぼくは、じゃこ作りを体けんしてすごく暑かったけどとても楽しかったです。
202 千賀雅俊 伊根小学校4年
「伊根の伝とう料理、雑魚作りをして」
「ジュー。」「お。あっつー。」ぼくはとびちった湯でやけどをしてしまいました。向井のおっちゃんがざるを入れる時、中の雑魚がぐにゃりと曲がったのが見えました。今まで冷たい水の中にいた雑魚が急に熱湯の中に入っていくのを見ていると、なんとなくかわいそうな気がしました。しばらくにていると、あわみたいなあくがぷくぷくと出てきました。ぼくもあくを取らせてもらったけど、なかなかむずかしかったのに、向井のおっちゃんは、すいすいと取ってしまいました。すごいけむりだし、近づくと熱いし、こんな方ほうでやっているのに、よくがまんできるな、と昔の人の苦労を思いました。
時間がたつと、に上がった雑魚を干します。干す方ほうは機械で干すのと、お日さまで干す方ほうがあると後で教えてもらいました。機械で干す方ほうは、ビタミンDという栄ようそができないけれど、太陽で干すとビタミンDがふえるそうです。けれど、ねこなどが取りにくるので、「こらっ。ちょっとやるから、あっち行け」としかります。するとねこはにげてしまいました。
雑魚は、色んな料理に使われていて、よくみそ汁によく入っています。けれど優作もぼくも、ペッとはき出していました。けど、おじいちゃんに、「食べな、食べな。」と言われたし、雑魚作りもしたので、食べるようになりました。雑魚は保ぞん食とかにもできるし、だしにできるし、食べ物のなんでも屋です。雑魚作りは大変だったけど、美味しい雑魚が出来てよかったです。これからは、お年よりの知恵をもっと学んでいきたいです。
203 吉本 萌 伊根小学校4年
「じゃこ作り」
わたしたちは、向井まもるさんと北野ふじさんにじゃこの作り方をおしえてもらいました。
はじめに、いっぱいの小さなアジをあらいました。わたしはぬるぬるした魚が本当にかちかちにかたまるのかなと思いました。
次に、少し水けをきるためにかわかしました。わたしはこの時、あらったらすぐほすのかなあと思いました。「よし、魚いれていいよ。」大きなおなべのなかでおゆがグツグツ。こんな熱そうな所に魚がはいって、なんだかかわいそうだなあと思いました。だけど、じゃこが食べられる時に一歩ちかづいたなと思いました。
あくがでてきました。わたしは、アジのたましいが出てきてあげてくれと言っているのかと思いました。「どいてどいて」アジをあげました。先生が一ぴき味見しました。「あ、おいしい」と言うのでわたしも食べました。ほっぺたがおちそうなくらい、おいしかったです。おいしい、おいしいと、ほす前に食べちゃったら、はじめは多かったのに、すくなくなっちゃうよと思いました。
アジは、大きなおぼんのようなものにのせてかわかしました。今はもう、機械でかわかしたりしているからえいようがそんなにないみたいです。やっぱりじゃこやさくらぼしやほす物は、太陽の光をいっぱいあびて作るほうが、時間がかかるけど、えいようがいっぱいはいるからいいなと思いました。昔の人は、こんなえいようのある物を食べていたから、おばあちゃんやおじいちゃんは百さいになっても元気です。わたしたちも、おとしよりをみならおうと思いました。
204 永浜大悟 伊根小学校4年
「じゃこづくりをして」
ぼく達は、三、四年生で、ジャコづくりをしました。
最初に作り方を、向井さんと、道具を持ってきてくれた、北野のおばあさんに聞きました。ぼくは、「はやく、作りたいな。」と思いました。
まず、ジャコを水につけ、ザルを上下にふってウロコを落としました。ウロコが落ちたジャコを熱湯の中に入れると、けむりがぼくの方にきたので、思わず「ゴホ、ゴホ。」とせきをしてしまいました。そしてアクをとり、またけむりがきたので、におうと、「いいにおいだな。」と思いました。次に、ジャコをほしました。ほしているとコングリがありました。向井さんに「おっちゃん、コングリは、どうするん。」と聞くと、「コングリは、食べれんで。」と言っていました。ぼくは、「一つ勉強になった。」と思いました。
かわがめくれているジャコがありました。かわがめくれているジャコは食べていいと言われたので、食べてみると、「うわー。しおかげんもいいし、おいしいな。」と思いました。吉おか先生が、ほしてあったいかを、食べていました。そして落ちているジャコはもったいないので、吉村先生が、「花に、あげときない。」と、言っていました。最後、イカをみんなで食べました。
ぼくは、ジャコづくりも楽しいなと思いました。そして、伊根の海が、もっときれいだったら、ほかの魚もきれいだろうな、と思いました。
205 向井孝次 伊根小学校4年
「じゃこづくりの体験」
7月4日にじゃこづくりをしました。まずは魚をあらってうろこをとりました。「うわー。つめたい。」そこにはあじやほかにもイカやこんぐりがはいっていました。ぼくは水であらっただけでほんとうにうろこがおちるのかなあと思いました。そしてざるに入れた魚をそのまま大きななべにいれました。「大きい。」最初に見た時はおどろきました。まるで地ごくのかま湯みたいな形をしていました。そのままいれておくとあくがでてきました。なべが大きいせいかあくまで大きくなっていました。そしてざるをとりました。そしてたくさんのゆげがでました。「あつい。」
ざるをかごにのせて見たら魚のかわがあまりついていませんでした。ふつうのじゃこはかわがあるのにこれはしっぱい作かなと思いました。
「おいしい。」みんなはじゃこをパクパク食べていました。ぼくも一ぴきだけ食べてみたら「おいしい。」じゃこがすごくほかほかでおいしかったです。その中に一ぴきだけイカがありました。ぼくはとろうとしたけど先生にとられました。「あーあ。」ぼくがいいました。そしてまわりを見てみるとじゃこがほしてありました。今はかんそう機を使っているけど今日は昔のじゃこづくりだから太陽でほしました。やっぱりかんそう機より太陽でほす方がいいなと思いました。
最後はイカをじゃこのつくり方でにました。今度はぼくがあくをすくいました。なべの一番前だからすごくあつかったです。でもがまんしてイカをにました。そして最後みんなでイカを食べました。