(4) 定置網漁業体験 PART2
61 梅田汐里 島津小学校5年
「大しき(かけ津丸)に乗った事」
「おはようございます。」朝のあいさつから、今日一日がはじまった。漁こうについた時、梨絵ちゃんと、健太君と、のりひこ君と、しょう多君がいて、5番目にわたしがつきました。わたしがついてから、10分ぐらいたつと、つぎつぎ車が入ってきて、先生が「集合!」と言われたので5班であつまりました。
先生や松尾さんの話を聞いて、5班から船に乗りました。出発しました。初めは、こんなにスピードがおそいとは、思いませんでした。と中でトビウオが飛びました。また、もう2ひき目がとびました。3びき目もとびました。トビウオは、テレビでは、見たけどここまでとぶとは思ってもいなかったです。
トビウオが実さいに飛ぶのを見られてうれしかったです。
生きたウニを初めて、さわりました。きもちわるいようないいような気がしました。わたしは、帰る時は、きかん室の上に乗っていました。きもちがよかったです。いい思い出になったと思いました。
62 田中彩華 島津小学校5年
「大しきに行ったこと」
きのう、わたしは、朝の3時ぐらいにおきて、あさも川の漁れんにつれていってもらいました。ついたら、もう15人ぐらいきていました。みんな集まって、松尾さんの話を聞いて、船にのりました。最初の方は、ぜんぜんよっていなかったので、とびうおがはねたり、していて、おもしろかったです。あみをひく場所について、小船に、おじさんがのって少しはなれた所に行って、いろいろしていました。なにをしているか、ぜんぜんわかりませんでした。
少したって、あみをひいていたところで、よってしまって、あとは、ほとんどわかりませんでした。少したって、「うわー。すごくたくさん魚がいるー。」「百びきぐらいいるとちゃう。」「えいもおよいどるー。」と言う声が聞こえて、えらかったけど、みてみると、ほんとうに、えいが、およいでいて、魚もたくさんいました。「うわーすごいたくさん魚がいるー。」と心の中で思っていました。二回やってみたけど、二回目はえらくて、わかりませんでした。
船がうごきだしているときは、とても、風がよくふいて、きもちがよかったです。船からおりてもまだ、きもちが、わるかったです。
だいだいは、こんなふうに、するのだなと言うのは、わかったけど、ふなよいするのでもうのりたくないです。
63 山副哲矢 島津小学校5年
「大しきのこと」
朝の3時30分ぐらいに起きました。みんなくるのが、はやくきていました。みんなそろってから、船に乗りました。トビウオがピョンピョンとんでいました。ぼくは、「トビウオがとんでいるね。」と友達に言いました。20分ぐらいたつとあみにの所につきました。小船が回てんしているみたいでした。魚の種類は、トビウオ・タコ・イカ・アジ・イシダイ・タイ・さされるクラゲ・口がほそい海ヘビがいました。ぼくは、そのとき、ふねのやねに乗っていました。ぼくと、だいたいの人は、「うわー、海ヘビだー。」と言っておどろきました。ぼーとしていると、もう一つのあみのほうにも行きました。そこで、スズキがとれました。みんなが、「スズキだ。」と言ったので、ぼくもまねで、「スズキだ。」と言いました。もどり、アジをもらいました。ぼくは、8時にある、ねだんをつけるせりを、見ました。いみがわかりませんでした。とてもたのしかったので、もう一回行きたいと思いました。
64 志田侑来 島津小学校5年
「大しきに行っての感想」
3時30先ごろ、「ゆうか、早よおきなおくれるで。」と、言うお母さんの声で目を覚ましました。おきて、4時20分ごろになると、車で、まさおくんと、あやかちゃんをむかえに行きました。あさもがわの集合場所に行くと、ほとんどの人が来ていました。さっそく船にのりました。「よってはかないかな」と心配だったけど、景子ちゃんとずっと話していたのでそんなことはわすれていました。目的地に来ると、ブイがたくさんういていました。りょうしさんが、さっそくあみを上げていました。すると、もうあさみちゃんがよってはいていました。りょうしさんが、ひいているあみはとってもおもそうでした。さいごあみがひけたらあみで魚をとっていました。ジャコがきもちわるいほどいっぱいいました。わたしは、くらげを初めて生でみたのでびっくりしました。とびうおが大りょうでさわったり、とびうおを生でみたり、さわったりしたのは初めてでした。わたしは、「ほんとうにとびうおには、羽があるんだ。」と思いました。
65 井末寿弥 島津小学校5年
「大しきのこと」
今日、3時54分ぐらいに起きて、船のあるところまで車で行きました。
船は大きいと思ってたけどやけに小さく全員乗れるか心配だったけど全員乗れた。船が動いて小船はぶつかりあいをしていてとびうおも飛んでいた。クラゲもいた。たこや小さい魚がいた。あみをあげるとき、最初はなにもかかってなかったけど前の方では長いさけのような魚がかかっていた。小さい船がよってくると、いかやたこ、海へび、あじ、ふぐの大きいのやいろいろいた。でも、クラゲだけはつかまえた。すぐに海になげすてた。カモメやいろいろな鳥が死んだ魚をなげると食べた。つかまえた魚は船の下の大きい入れる所へいれた。かえるときジュースをもらった。
帰ってきておっちゃんたちに魚のみやげをもらいお母さんがきてなかったから、せりを見ることにした。はじまる前に、正二郎君がいかを食べていたから、半分もらって食べたら、キュウリとおなじであまくておいしかった。タコをさわっていて、キュウバンにくっついていてなかなかはなれなくて「すごいねんちゃくりょくだなー。」と思った。海へびをさわったらまだいきていてびっくりした。カラフルな魚もいた。黒とはい色の魚。クラゲは死んでたのもいたけど、スミもはいていた。せりでは早口でいってたから意味がわからなかった。お母さんに今日のことを話した。ぼくの顔にはウロコがたくさんついてたよ。
66 谷口友洋 島津小学校5年
「水産業を体験したこと」
6月9日土曜日に船で水産業を体験しました。お父さんといっしょに浅茂川漁港に行きました。みんな集まったら、「おはようございます。」とあいさつをして松尾さんの話を聞いてみんなどきどきしながら船に乗りました。ぼくは、なれているからよわないと思って船に乗りました。でもはやさは、ぼくの家の船よりは、おそかったです。
数分間ぐらいたったら琴引浜が見えました。海には赤や白のでかいうきがまるく円みたいにうかんでいました。りょうしの人がぼうのさきにはりのまがったような物をとってふかい所のあみをとりどんどん引いて海におろして引いて、海におろしてどんどんどんどんそれをくりかえしていました。とびうおがひっかかっていました。最後のほうにさしかかると、りょうしさんが虫をつかまえるようなあみで魚をとりはじめました。つぎは、すくなくなったのであみをひっぱって虫をつかまえるようなあみで魚をつかまえました。そこは終わって次は小さいあみの所をやっていきました。
67 森 鮎美 島津小学校5年
「大しきたい験」
6月9日に、大しきたい験に行きました。港には、しおのかおりがたちこめていて、まわりにたくさんの漁船がとまっていました。松尾さんの話を聞いてから、船を見ると、「かけ津丸」という船のえんとつからけむりが出ていて、出発のじゅんびがしてありました。船に乗るといきなりゆれてきて、少し不安な気持ちになってしまいました。船が出船すると、船に乗るのは初めてのわたしは、わくわくしながら乗っていました。船がうきがたくさんある場所で止まると一人の漁しさんが、船のうらにひいてきたボートのような小さな船に乗って、あみのむこうまでいくと、はしのあみをまがったはりでひっかけて、こっちの船にちかづいていき、あみをうつわのような形にしていきました。そして、松尾さんともう一人の漁しさんがタイヤにまいてあるつなをつかって、あみをあげていきました。すると、あみの底に、なにかが見えてきました。長い時間をかけて、あみをひきあげていくと、魚のむれがとてもたくさんおよいでいました。十数ぐらいむれはあるでしょうか。わたしは、(うわー。このあみだけでもこんなにさかながかかるのか。すごいなー。)とおもいながらどんな魚なのかみていました。とうとう全部あがると、小魚、アジ、トビウオ、タイ、タコやイカもいました。(うわー。大漁だ。しんせんだなー。あれ?。)なんとエイもいました。びっくりして、(エイもこんなところにいるんだな。)と思っていました。港に帰って、松尾さんたちにおれいをいいました。(楽しかったな。また乗れたらいいのにな。)と思いました。
68 金久梨絵 島津小学校5年
「大しき初体験をして」
今日はいよいよ楽しみにしていた大しき体験だと思って朝起きたのはいいけどすっごくねむたかったです。わたしはお父さんにおくってもらって来ました。まだだれも来ていなくて車の中でずっとまっていました。そしてだいたい人が来たから車からおりました。みんなが来たら船にのっておばちゃんたちにバイバイをしてしゅっ発をしました。わたしは船のにおいだけで気持ちわるかったけど、よくしゃべっていたのでだいじょうぶでした。それどころか、とびうおがとんだのでわたしたちはつく前から大はしゃぎでした。そしてやっとつくと、一人のおっちゃんが小さい船にのって魚のとれる方に行ったので、「何をするんだろうか。一人で行ってこわくないのだろうか。」と思っていました。そして大きい船(みんながのっている方)の船に乗っている漁しさんたちがあみをきかいや手であげていました。けれど、せっかくあげたあみをまた海に落としてそれを何回もくりかえしていました。さすがに魚が近くなってくると一人ではかくじつにむりで三人や四人でひっばていてもやっとでした。わたしは、「重いということは、魚がたくさんとれているということなのかな」と思いました。そして、魚がよく見えるようになってきて、海の中を見ると、小さい魚がうじょうじょしていたので気持ち悪かったです。えいや海へびなんかもいたので、「こんな所で、こんな物もとれるのか。このえいは、とれたらどうするのかな。」と思いました。いよいよあみですくう時がきました。魚を入れる所にたくさんの氷を入れて、魚をあみですくって魚を入れるふたの上にシートをひいてすべらせながら入れ物の中に魚を入れていました。ほとんどがすくい終わって港に帰りました。帰る前にジュースをもらいました。わたしは港について、「やっとついた。」と思いました。
わたしはいずみちゃんちのといっしょに帰ることになっていたのでおばちゃんが、「セリ見て帰ろうか。」と言ったのでセリが始まるまでに小さいいかをさがしていました。わたしは少しだけ食べたけど、まだちょっとよいがさめてなくてよけいとはきそうでした。それから8時になってセリが始まって聞いていたけど何を言っているのかさっぱりでした。そして、いずみちゃんちのおばさんが、「帰ろうか。」と言ったので家に帰りました。船ではよった人もたくさんいたけど、どういうふうに魚がとれるのか分かったし、いい体験になったなーと思いました。朝は早かったけどいろいろわかって楽しかったです。
69 中西えりか 島津小学校5年
「漁業を見てみた事」
わたしは朝、ねぼうして、出るのがおくれてしまいました。最初は、あみがおいてある所まで行きました。おじさんと話をいっぱいしました。とびうおが、飛んでいるんだと、言っていました。すると、ピューンと、とびうおが、飛びました。合計3びき見えました。わたしは、とびうおの飛ぶ所を見た事がなかったので、すごいと思いました。でも少し時間がたつと、気分が悪くなりました。すると、ひとみちゃんが、心配してくれました。あまり、見ていませんが、最後らへんで、えい、ヒラメ、小魚、たこがいました。小魚はぼうのついたあみですばやくサッと、とっていました。わたしは、(これでも日本は、魚が少ないのかな)と思いました。よーく見ると魚は、口では息をしていませんでした。よこにある「えら」と言う物で息をしていました。見ているだけでおもしろかったです。でも、すごくゆれるんです。それでもどしてしまいました。でも、もどしてしまうとスッキリしました。今度はねむくなりました。帰りはついついねてしまいました。港につく前コーヒーのカンジュースをもらいました。その時つれた魚ももらいました。家に帰ってから、さっそく、魚を見てみると、子どものイカがいました。約、十センチくらいでした。食べれると思って足をとりキレイにあらって、しょうゆで食べてみました。「あ、おいしい。なんかふつうのよりもあまい。」なぜか、あまかったです。船ではもどしてしまって、もうイヤだと思っていましたがでも、もう一回乗ってみたくなりました。
定置網漁業見学(佐濃小)
70 糸井寛明 島津小学校5年
「おおしきの体験のこと」
6月9日の4時半に松尾さんにあいさつして船に乗って海へ出ました。とびうおなどがとんでいた。そして、船についての説明などをしてもらった。しばらく行くと右側にひもみたいなものがあった。そして、それはなにかわからなかったけどぼくは、たぶんなにかをさいばいしていたのかなと思った。そして、止まって、あみをあげたり、しずめたりを一時間くらいしていました。ぼくは、この間によってしまいました。なぜ、こんなことをするのか分からなかった。どうせ上げるのならいっきに上げてしまえばいいのにと思った。魚が見えてきたとき、漁師の人が氷がたくさん入っている箱みたいなものから氷をとりだして、他の箱の中に氷を入れてその氷を入れた箱の中にたくさんの魚を入れていました。そして、その中には、海ヘビ、とびうお、エイ、イカ、タコなどが入っていたそうです。上がると、船の中心の方にある水そうみたいな所に魚などが入っていた。水そうみたいなのの三分の一ぐらい入っていた。あんな量の魚どうやって食うんだと思った。しかし、あれでも少ない方だと聞いてびっくりした。漁師さんは毎日こんなことをしていると思うと、漁師さんたちがすごい人みたいに見える。漁師さんはなぜよわないのかな。やっぱりなれたらよわなくなるのかな。ぼくなんか、こんな仕事したらすぐよっちゃうから全然続かないだろうなと思った。半分もう乗りたくないと思った。半分もう一度乗りたいと思った。こんな体験ができてよかったなと思いました。
71 川戸優作 川上小学校5年
「定置網の見学で楽しかった」
宿泊体験学習の二日目のよなかの3時に外に出て、バスをまっていたけどぜんぜんこなくて、「おそいな」とかいいながらかいだんの所で少しねていた。けっこうまってやっとバスがきた。そして、みなとにつくと、ふねが出る所でギリギリセーフだった。朝4時半ぼくたちはみなとから船にのって沖に出た。なみが少しあった。二そうの船でいったから、でかいなみもでてきた。もくてきちについて、あみをローラーみたいなのでひきあげた。あみにからまって船の中にはいってきた魚もいた。ぼくはあみをひきあげるのを見て、「スゴイなー」と思った。ひきあげたあみの中には、たくさんの魚がいた。魚がはねてしろくなっていた。
大きいあみで魚をひとすくいにして、船の中に入れていた。ぼくはぼーとみとれていた。あげている時どこから見ていたのかカモメがいっぱいよってきた。ぼくはカモメをはじめて生でみたから少しうれしかった。2ヵ所目にいってあみをひきあげた。でかい魚や小さい魚。いろんな魚がうじゃうじゃいた。この時もカモメがよってきた。カモメにまざってとびもいた。死にかけのたいの子どもが海をおよいでいるとカモメがたべた。それで、「すごいなー」とかいっていた。かえる時船にのっていたおっちゃんが小さい魚をきって、「カモメにやれえや」といってくれた。ぼくはカモメになげた。うまいことナイスキャッチした。へんな方こうにいってもうまいことキャッチしていた。とてもいい体験になった。そのあと、ぼくたちもおじさんにスズキをさしみにしてもらって食べた。本当に心にのこる思い出になった。
72 福木凌平 川上小学校5年
「カモメといっしょに定置網」
「ブオ――――オ。」というきかいの音と「カアー。」というかすかなカモメの声と「ザザー。」ときかいの音ととぎれとぎれにきこえる波の音。ふねはいいと思う。ぼくは湊の定置網をあげる船にのっています。
けどそのさまざまな音がきえたところが定置網のぶたいだ。あみをひきはじめると20cm〜25cmくらいのあじがかおを出した。けどまわるローラーにはさまれてかおがつぶれた。かわいそうともったいなさでへんな気もちがした。そのあじはうみになげられた。「どうせ死ぬならくわれてしんだほうがよかったのに。」と思った。少しのみずでへんなおよぎかたをするこだいとうとうあみがあげられた。魚のはねかみずしぶきでいっぱいだった。ぼくはこうふんしてずっと網をあげるのをみてた。
帰りのふねでほうちょうでなにかやっていた。「魚がくえるかな。」とつぶやいた。すると「これをカモメになげてみな。」と一口さいずの魚をくれた。なげるとまってましたといわんばかりにきた。
「魚がくえるのはカモメか。」と思ったそのときに「このしょうゆをつけてくえ。」とさしみをもらえた。スズキのさしみだ。おいしかった。
おぎの先生は「ウフフフフ。」とわらいながら食べていた。船の上でのしんせんなさしみ、いつまでもわすれられない味だった。
73 西山和馬 川上小学校5年
「たのしい定置網の漁業体験」
「ウイーン」と、あみをあげるきかいのおとがする。ぼくは湊の定置網をあげる、船にのっている。波があって船が少しゆれ大変だったけどやっとあみのあるばしょについた。
りょうしの人たちがみんなの力をあわせて、グイグイとあみをひきあげていた。どんどんうみの中からさかながみえてきた。ほそながいさかながみえてきた。タチウオだ。タイ、サヨリもみえてきた。いっぱいのあじもみえてきた。おじさんがタイをあみで一ぴき一ぴきすくっている。つぎは、おおきなあみで一どにいっぱいすくっている。さかなは、すごくあばれて、うみは白くなっていた。
ふっと空をみていたらとんびがとんできました。カモメもたくさんとんでいてびっくりしました。そしたら一人のりょうしさんがなにかやっているかと思ったら、りょうしさんがさかなのきったものをわたしてくれました。そしたら、「これなげてみろ。」と、いいました。なげたら、とんびがぱっと、とりにきました。
りょうしさんがふねのうえでさしみをつくってくれました。よった人はたべていませんでした。たのしかったです。
74 長尾厚志 川上小学校5年
「カモメのたいぐんと定置網」
「ザバ―――。」船が波の上を定置網をめざしてはしっている。
けっこうはしってから海の上にぽつんとういている玉のところでとまった。それからあみをひっぱりだした。くろい玉みたいな機械をつかってひきあげていた。ひっぱったりおろしたりしていた。とちゅう魚が機械につぶされていた。そのあみをあげるとけっこうたくさんの魚がとれていた。だれかが、「こっちにきて見てみいや。」と言っていた。ぼくはそっちの方に行って魚を見ていた。みるとあみの中に魚がいっぱいだった。魚はおじさんが一ぴきずつすくっていた。ほかの魚は大きなあみでどんどんすくっていた。魚はすごくはねてあばれていた。水しぶきがいっぱいだった。
またあみをひき上げていた。ぼくはずっと見ていた。またあみを上げたりおろしたりもしていた。魚がたくさんとれていた。また魚をとった。
船がはしっているとちゅうカモメに魚をあげていた。上になげたらカモメがたくさんよってきてどんどん食べていた。つぎはトビがきてトビにもあげていた。カモメはにげていった。かえるとちゅうに今度はおじさんがぼくたちにさしみをつくってくれた。船のよこでおじさんは魚をさばいてくれた。そしてしょうゆをかけてくれた。それからぼくはさしみを食べた。みんな大ぐいをしていた。
ふねからおりると魚をわけていた。そのへんにおちている魚をトビやカモメになげていた。おわるとバスがきてかえった。たのしかった。
75 山口 剛 川上小学校5年
「たのしい定置網の漁業体験」
「ウイイーン。」船にのって湊の定置網のある所までみんなでいきました。のっていると船の近くに、カモメがプカプカういていて、変だなあと思いました。どんどん沖からはなれていくに連れて、波が大きくなっていました。
定置網のある所に来ると、もう一そうの船が来ました。そのふねが網の一部をとって、こっちの船も一部もって、機械で、ひっぱりあいました。ひっぱっていると、小さなたいや、ほそながい魚がちょろちょろいました。そのときに水が足元からでて、魚がみぞに、ながれてしまった。
おっちゃんたちは、ゴム手ぶくろをして、どんどん機械でひっぱりました。その機械を使うのが、手なれていました。しだい船どおしがどんどん近くなっていました。おっちゃんたちは、「おう、おう」と言っていた。だいたいひきおわると、ふつうの網のようなもので、魚をとっていった。たくさんとれていた。すごいでかいさかながいた。サヨリやタチウオ、アジ、そのほかたくさんのさかながなんばいも、すくいあげられていった。
それから沖にむかった。おっちゃんたちが、さかなをてきとうにきってくれて、カモメやトビに投げていた。それをみてすごいと思った。みんなもチャレンジした。うまくキャッチしてくれるとうれしかった。
トビがカモメのえさをよこどりしていた。かえりの船の中でおっちゃんたちが、魚をさばいてくれた。スズキだった。とりたてのをたべて、おいしかった。わすれられないほどおいしいさしみだった。おっちゃんたちの顔にあせがついていた。とってもかっこいい、おっちゃんたちだった。おっちゃんたちの顔は、わすれられないです。働いているすがたは本当にかっこいいです。
76 岡下沙織 川上小学校5年
「よくゆれた定置網の漁業体験」
「ゆ〜らゆ〜ら」と朝4時半、湊の定置網をあげに行くと中船がゆれている。今日はうねりがあって予定とはちがう場所の網をひきに行きました。波が高いと、「キャ〜」とさけんでいました。でもこの時はきもちよかったです。網の場所についてずっとゆらゆらしている時が一番気もちわるかったです。ほかにもよっている友達がいました。それにくらべて漁師さんたちはもくもくと作業をしていました。網を引き上げている時に魚がひっかかっていたりしてびっくりしました。ゆかにころがった魚もいました。そしてとうとう網があがりました。漁師さんが力をあわせてあげています。しずかだった水面がたちまち魚としぶきでいっぱいになりました。本かく的に魚をとっている時は場所をかえて見ました。とっても大きな魚も入っていてその魚たちは入れる所をかえてすくっていました。そのころからカモメの数がすごくなってきてこぼれた魚をとって食べていました。すくいおわってかえる時もカモメはくっついてきて漁師さんたちのなげた魚を食べていました。それをナイスキャッチしてカモメもいました。とれなくても上手にひろっていました。と中ではおさしみももらって食べました。おいしかったです。
湊についてから魚をわけていました。いろんな種類の魚がいて大きな魚は小さな魚をのみこんでいました。大きなタイが水の中ではねてしぶきがつめたかったです。あつかったライフジャケットとカッパをぬぎました。かるくなったのでおちていた小さな魚をまだいたとんびになげました。でもとどかなくて海におっちゃいました。それから少しあそんで帰りました。少し船でよったけど、とってもいい体験になりました。
77 土出多恵子 川上小学校5年
「定置網に魚がたくさん」
ゴウ ゴウ ゴウ ゴウ 船の上は機械の音でとてもうるさいです。
定置網がしかけてある所につくと、網が引き上げられました。最初は、ほとんど魚が見えなかったけど、と中から、どんどんと魚が増えてきました。タイもいれば、アジもいました。ときには、小さなカニもいました。「わあ〜。」と言うかん声が、あちこちで聞こえました。そして、たくさんのカモメがやってきました。魚を持って行ったりしていました。と中で、漁師さんがいらなくなった魚をもってきてくれました。私はやらなかったけど、他の人が魚をなげていました。見事キャッチした時は、なげていた人もうれしそうでした。
そして、また網が引き上げられました。そこにも、たくさんの魚が、バシャバシャとはねていました。その時、私は、「すご〜い。たくさんの魚がいる。どれくらいの種類があるのかなあ。」と言いました。網を引いている漁師さんは、あせびっしょりで、とてもつかれているように見えました。それでも、一生けんめい網を引いていました。私は、(さすがだなあ)と思いました。私は、ずっとバシャバシャと大きな水の音をたてている魚をながめていました。今にも、「人間になんて食べられたくないよ〜。海に返してよ〜。」と、言い出しそうでした。
カモメは、さらに増えてきていました。中には、とんびもいました。網にかかった魚を取って行ったり、船のまわりを飛び回ったりしていました。船の上で、とれたての魚のおさしみを食べさせてもらいました。すっごく、おいしかったです。
定置網の見学が出来て本当に良かったです。
78 倉野靖子 伊根中学校2年
「定置網体験」
6月25日、私は3時に目がさめた。外はまだ真っ暗で、空もくもっていたので星も見えなかった。
4時ごろ。準備ができたので、自転車で漁協の製氷室の前まで行った。集合時間まではまだ時間があったけど、だいたい半分ぐらいの人が集まっていて、少し驚いた。車で来ている人もいたけど、遠いのに自転車で来ている人もいた。私は、友達と一緒におしゃべりしていた。そのうち、先生が集合をかけたので、自転車をじゃまにならない場所に移動させて、ヘルメットなどを用意して集合した。船の中での注意しなければならないことを聞いてから船に乗った。
4時半ごろ。空が明るくなり始めて、船は出航した。ほかの漁船もたくさん通り過ぎていった。私たちは、漁師さんのじゃまにならないようによけていた。そのうちに太陽が昇って、朝日を見ることができた。とても綺麗で、なんだか気持ちが良かった。1番目の漁場に着いたけど、そこでは網をもつことができなかった。2番目の漁場では私達も手伝わせてもらうことができた。今は機械化が進んで、人手もそんなにかからなくなったらしい。魚は、トビウオやイカ、タコブネ、スジガツオ、アジ、カマスなどが捕れていた。漁師さんはスジガツオのことをキツネガツオと呼んでいた。運搬船の人もこっちに移ってきた。漁師さんが、その場でスジガツオとイカをさばいてくれたので、みんなで新鮮な刺身を食べた。とてもおいしかった。3番目の漁場につくと、すぐに作業が始まった。漁師さんは網を機械に掛けたり、網の破れかけている部分を縫ったりして、忙しく働いていた。私たちは2回目と同じように、網を引っ張り上げる作業を手伝った。網は少し重かったけど、漁師さんたちとお話しできたりして、とても楽しかった。網にかかった魚を引き上げ、Uターンして漁協へ帰った。潮の臭いのする風が、とても気持ちよかった。7時半ごろ船が漁協につき、私たちは船から下りた。最後にもう1度集合して、先生が、「これから魚よりの体験に行きます。」と言った。私たちは、魚よりをしている場所へ向かった。そこではおばさんたちが、魚を大きさや種類ごとに手際よく分けていた。私は友達と一緒に、より分けられた魚に氷をつめていく作業を手伝った。この氷は、魚を遠くに運ぶとき、できるだけ新鮮な状態で届けるためのものらしい。8時半に近くなったので、私たちは学校に帰った。
私がこの体験で学びたかったことは、「漁師さんの仕事の仕方」や「どんな所で漁をしているのか」だった。そしてこの体験で1番感じたことは、「船の上では、思っていたよりも動きにくい」ということと、「結構たくさんの作業がある」ということだった。私は、毎日こんなに早く起きるのはいやだけど、もし機会があればもう1度やってみたいと思った。
定置網漁業体験(伊根中)
79 倉野菜知 伊根中学校2年
「定置網体験を終えて」
私は、今日3時に起きた。外を見たらまだかなり暗かったし星も出ていた。起きたのはいいけど眠いから45分頃までベットの中にいた。起きていたのにお母さんに起こされた。でも、もう少し遅かったら寝ていたかもしれない。そして、したくをして家を出た。
日が出ていなかったから真っ暗だった。漁協についたらもう数人来ていた。そして、みんなが来るのを待った。でも、菜摘ちゃんが自転車で来ていたからビックりした。全員あつまって来た頃に明るくなってきた。
みんな集合して注意事項を聞いてから、開会式をして乗船した。
湾を出てから徐々にスピードが上がっていって振動で声が変わった。
漁場に着いたけど海面まで網が来ていて1つ目はもてなかった。でも2つ目の網の時、「これは、もてるど。」と、漁師さんが教えてくれて、何となく気合いが入った。最初の方は、機械を使って上げていた。でも、私達が入る頃には漁師さんと機械がしていた。その後すぐに入ってもいいと、許可がでたので私達も入った。網は、重たくて汚れていたし得体の知れない物体が、くっついていた。でも、小魚が見えるともうすぐだと思って力がはいった。トビウオとかコアジ、イワシ、イカなんかが網の中に入っていたけど、イワシやアジなんかは、10cmぐらいのがほとんどだった。クレーンみたいのを使って魚を引き上げようとしたら、動かなくなって漁師さんが、「はじいた!!。」と、言ってビックリした。その後テキパキとなおしていた。トビウオを持てたからうれしかった。
3つ目の網についてから4班も船に乗っていっしょに網を引いた。3つ目も2つ目とやり方はいっしょだった。
湾に戻ってから船を降りて魚よりにいった。やってもいいと言われたので、魚の上に氷をのせるのを手伝った。氷がかなり気持ちよかった。そして、煮干しを作る工場に行った。沸騰したお湯があったし、少し生臭かった。一通り見学してから学校に帰った。
私は、今回定置網体験をしてみて、他ではこんな体験できない体験だと私は思いました。書き忘れていたけど2つ目から3つ目の網に行くまでに食べたイカと魚の刺身はとてもおいしかった。網をたぐる時は、疲れたけど魚がいるとうれしかった。魚よりが私的には一番おもしろかったし、カモメがたくさんいて、さわれそうだった。私は魚よりだったら何回でもしたいと思った。
全体的に疲れもしたけど、おもしろかったし楽しかったです。
80 奥野倫啓 伊根中学校2年
「定置網体験をして」
体験が予定されていた6月20日に雨が強く降り警報が出ていたので、6月25日に延期されて行われた。今日は晴天にもめぐまれた。
3時ごろおきて外をみたら、外は雨が降っていなかったので、今日は定置網体験があることがわかった。遅れないようと思って、家を出て集合場所へいそいだ。そのおかげでみんなに遅れをとらずに着いた。市川先生や校長先生が船の注意を話した後、伊根漁港を出港した。
船に乗ったら船酔いが心配になってきた。しかし晴れていたので、波も穏やかで少ししかゆれなかった。3時は暗かったけど、そのころにはもうだいぶ明るくなってきた。日光が水面にあたってまぶしかった
だいぶ船で走って第1の漁場についた。着いたら漁師さんは少し見て、「これはあかんなあ」と言って、すぐにその場を立ち去った。何がいけなかったのか素人には全然わからなかった。
また少し船で走って第2の漁場に着いた。船の上では張りつめた緊張感があふれていた。そして「これを上げようかぁ」という声とともに漁師さんたちがいっせいに立ち上がって、きびんな動きでてきぱきと作業をしていた。最初はフックみたいな物にひっかけてたぐりよせて、引っ張ると思いきや引っ張っては海に下ろして、下ろしては引っ張っていたので、何をしていたのかが解らなかったけど、そのやり方で網に掛かった魚が網の1カ所に集まってきた。銀色にきらきら光る魚が朝日に反射してとてもきれいだった。そして大型冷蔵庫に素早く積み込まれた。それを見ていたカモメがよってきて、零れた小魚をついばんでいた、積み終わる頃には、カモメが群がって、船の上はカモメだらけになっていた。そのあと船の上で、カツオのような赤身魚を華麗なる包丁さばきで素早く刺身にしてくれた。それを醤油につけて食べると、とても美味しかった。三つ目の漁場もなかなたくさんの魚が獲れた。獲れた魚をすぐ漁協に持ち帰った。それから魚の選別作業を見学した。今は機械化されて、コンベアー式の流れ作業になっていた。僕はお手伝いをさせてもらった。小さな鯖を選別する仕事だった。それはとても骨が折れる仕事だったが、一生懸命がんばった。
「魚は鮮度が命だから、新鮮だったら高くで売れるんだよ。」と言っていた。漁業というのは、速さが大切で大変な仕事だというのが、体験してみて実感できた。いい勉強ができた。
定置網漁業体験(伊根中)
81 前野幹人 伊根中学校2年
「定置網体験」
「カーカーカー」カモメの鳴き声が、聞こえる中で体験が始まりました。
午前4時15分・・・全員集合し人数点呼をしました。開会式があり、先生から、「漁師さんの仕事場ですから決して迷惑はかけないで下さい。それから、言うことはしっかりと聞いて下さい」という注意を聞いて、4時30分・・・漁協を出港しました。心配そうな顔をしている人、楽しそうな顔をしている人などさまざまでした。しばらくして青島を出たところで海が少し荒れていて、漁をすることもできませんでした。でも、時間が過ぎていくうちに網を持てる状態になってきて、海の顔も穏やかになりました。
今日は、二カ所で漁ができてよかったです。僕は、網は持てないと思っていたので、本当に嬉しかったです。一カ所目、初めての体験で胸の内は「ドキドキ」としていました。網を上げているうちに運搬船の様子がよく見え、どんな魚がとれるのかなって思っていると、ふとこんな俳句を思いつきました。
銀世界 いちめん海の 玉手箱
きらきら輝く海、サンサンと照り輝く太陽に、僕は見とれていました。網の中には、小魚がいっぱい入っていました。種類は、アジ、サバ、トビウオなどなど。小さい魚は何に使われるかというと、漁協の加工場でじゃこにされるそうです。話によると、このじゃこは、鮮度が落ちないように氷を入れて舞鶴まで保冷車で運ぶのだということです。二カ所目でも同じような物がとれ、刺身を食べながらのほほんとしていました。帰港する船の中で、ある人にこういう質問をされました。「君は漁師さんになりたいのですか?」
そして僕は考えこんでしまいました。僕の答えはどちらともいえません。それは、将来自分が大人になるまでに何になりたいかということをはっきりみつめたいからです。
7時0分・・・漁協に到着しました。休憩して、一息ついてからもっとも楽しみにしていた〈セリ〉の見学をさせてもらいました。少し手伝いもさせてもらいました。作業は舞鶴まで運ぶ魚の中でいらないものを取り分ける作業でした。
初めての定置網体験で漁師としての厳しさ、楽しさが身にしみて分かりました。いつもいつもすごい努力をし、苦労していること、魚を捕る執念深さのことも改めてすごいなと思いました。
82 前野健太 伊根中学校2年
「定置網体験のこと」
定置網体験。この体験をできるのは、日本でも数少なく、珍しい貴重な体験であろう。僕は、網上げなどができるのは今日で最後かもしれない。一生に一度の体験になるかもしれないから、積極的にいろんな体験をしようと思った。今日がその日。僕は、遅れてはいけないと思い、2時45分におきた。行くのは車で行くつもりだったから、集合の20分前くらいに家を後にした。たいしたトラブルもなく、いいスタートがきれるなと思っていた。しかし、僕はある重大なことに気づいた。ヘルメットだ。ヘルメットを忘れてしまった。あれだけ忘れ物がないかチェックしたのに。僕は悔やんだ。しかし、放っておく訳にはいかない。仕方なく、家に帰り、ヘルメットを持って再出発した。
集合時間には間に合い、いつも通りみんなとあいさつをかわした。昨日は、漁協に着いた頃には、まだ外は暗いかなあと思っていたが、意外に明るかった。みんなが集合時間に集まり、開会式をした。みんなに、ライフジャケットが配られ、持参のヘルメットをかぶった。準備は万端だ。僕は、船に乗り込んだ。船はなかなか出発しなかったので、いろいろと準備があるんだろうなあ、大変だなあと思った。乗り込んでから約十分、船は出港した。船が走っているときは、特にすることはないみたいで、座って到着するのを待った。
到着すると、周りは一斉にあわただしくなった。あまりのあわただしさに、僕はじゃまなのかと思うほどだった。そして、網上げが始まった。僕も積極的に参加しようと思い、網上げを手伝った。意外と重たいという感じはなかった。だけど網はなかなか全部あがらなかった。少しずつ上げていくうちに、魚もちらほら見えだし期待は膨らんでいった。一人の人が大きい声を出して、「あげろ」「はなせ」と言いあって、みんなの意気が合わないとできないんだなあと思った。網があがると生きのいい魚がいっぱいいた。それをたもや、網ですくってかごに入れていた。そして、本日最高の楽しみ?魚の刺身をいただいた。さすがにとれたてはおいしかった。よく、魚は「一日おいた方がおいしい」と言う人がいる。僕も本を読んでいて、それは科学的に解明できることだった。しかし、やっぱりとれたてはおいしかった。次に、もう一個の網のあるところに向かい、さっきと同じ手順で網上げをした。そして帰港、今日は、めずらしい体験ができたなあと思った。