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What's Challenge Day ?
 
チャレンジデー
毎年5月の最終水曜日に世界中で実施されているスポーツイベントです。この日、人口規模がほぼ同じ自治体同士で、午前0時から午後9時までの間に15分間以上継続してスポーツや運動をした「住民の参加率(%)」を競い合い、敗れた場合は対戦相手の自治体の旗を庁舎のメインポールに1週間掲揚するというルールのユニークなイベントです。チャレンジデーは1983年カナダではじまり現在は世界各国で実施されています。
 
「平日」に行うことがポイントです。
一般的にスポーツイベントは休日に行われることが多いですが、チャレンジデーは平日の水曜日に行います。平日に15分間以上スポーツや運動を行うことで、スポーツや運動を日常生活の一部に取り入れることの簡単さや大切さを実感してもらい、スポーツや運動の習慣化を図るきっかけをつくることができます。また平日に行うことで職場や学校をはじめとする組織や団体等のグループ単位での参加も可能となります。
 
「いつでも、どこでも、誰でも」参加できます。
チャレンジデー当日は、まち全体が大きなスポーツグランドとなります。一部の限られた人たちが一つの会場に集まってスポーツや運動をするのではなく、チャレンジデーの実施時間内であれば、自宅・学校・職場等、どんな場所でも、どんなスポーツをしても良いのです。年齢や性別を問わず、いつでも、どこでも、誰でも気軽に参加して楽しむことができるのがチャレンジデーです。
 
「住民の健康づくり」や「まちづくり」を図るには最適です。
チャレンジデーは、住民に対してスポーツや運動を継続して行うことの素晴らしさや大切さなど、健康づくりの意識の高揚を図るきっかけづくりとしては最適です。住民やまちの各組織が一つの目標に向かって団結することで仲間意識や連帯感が生まれ、コミュニティづくりやまちの活性化を図ることができ、勝負に勝つこと以上の喜びや成果をあげることができます。
 
自治体間の「交流の輪」が一層広がります。
チャレンジデーは、国内の自治体間で対戦する「チャレンジデー」と海外の自治体と対戦する「インターナショナルチャレンジデー」があります。チャレンジデーを通して自治体間の新たな交流促進のきっかけにもつながります。「チャレンジデー」は私どもSSFが、「インターナショナルチャレンジデー」はスポーツ・フォー・オールの国際推進機関であるTAFlSA(国際トリム・フィットネス生涯スポーツ協議会 本部: ドイツ)がコーディネーターとしてサポートいたします。
 
全国に「わがまち」を大きくPRすることができます。
全国62自治体で実施したチャレンジデー2001は、新聞やテレビ・ラジオをはじめとする多くのマスコミから大変注目を浴び、各地での実施の模様も大きく取り上げられ、チャレンジデーを実施した自治体では「わがまち」を全国に大きくPRいたしました。このように、チャレンジデーを通して「わがまち」を全国にPRすることができるのも、チャレンジデーの大きな魅力の一つです。
 
勝ち負けは二の次
チャレンジデーは、スポーツや運動をした「住民の参加率(%)」を競い合うスポーツイベントですが、大切なのは勝敗の結果ではなく、みんなが一日楽しめたかどうか、その年の目標やテーマが達成できたかどうかです。それを達成できた自治体が真の“勝者”なのです。チャレンジデーをきっかけに、住民の健康づくりやコミュニティづくりなど、明るいまちづくりに向けて年々ステップアップしていただきたい、それがチャレンジデーを全国に普及するSSFの最大の目的であり願いなのです。
 
※詳しくは「チャレンジデーハンドブック」をご覧ください。








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