資料1 京都市のバイオ・ディーゼル燃料化事業について
平成13年6月
京都市環境局
バイオ・ディーゼル燃料化事業について
1 バイオ・ディーゼル燃料化事業の概要
バイオ・ディーゼル燃料とは、レストランや食品工場、家庭から排出される廃食用油を、ディーゼル・エンジン燃料に転換したものである。
本事業は、その生成燃料を本市のごみ収集車の燃料として利用し、さらには、家庭からの廃食用油を回収して、燃料生成プラントの建設も目指す事業である。
京都市では、本市が使用するバイオ・ディーゼル燃料について、平成8年7月より法的適合性についての関係省庁との事前協議を開始し、年成8年10月より長期走行実験等を実施し問題のないことを確認したうえで、地球温暖化防止京都会議開催に先立って、平成9年11月から、環境局のごみ収集車全車(210台)に、バイオ・ディーゼル燃料を使用している。
なお、現状では、燃料の給油については、市内のクリーンセンターに専用スタンドを設置し、ごみ搬入時に給油するシステムをとっており、廃食用油の回収に関しては、全市拡大に向け取り組んでいるところである。