イ 活動内容
[1] 活動目的(社会一般の公益目的が多い)
活動目的は「ほとんどが社会一般の公益を目的」が45.3%と最も多い。静岡県調査もこの回答が最多であったが、藤枝市は静岡県全体より16.3%多い。会員が200名以上の団体は、19名以下及び20〜49名の団体と比べて、「ほとんどが生涯学習・趣味などの自己実現や会員相互の共益・扶助を目的」の比率が高い。
図表3−21 活動目的
図表3−22 会員数別の活動目的
活動目的 |
〜19名 |
20〜49名 |
50〜99名 |
100〜199名 |
200名〜 |
合計 |
ほとんどが生涯学習・趣味などの自己実現や会員相互の共益・扶助を目的 |
6 |
3 |
0 |
1 |
5 |
15 |
どちらかといえば生涯学習・趣味などの自己実現や会員相互の共益・扶助を目的 |
7 |
1 |
1 |
0 |
3 |
12 |
どちらかといえば社会一般の公益を目的 |
5 |
8 |
1 |
2 |
0 |
16 |
ほとんどが社会一般の公益を目的 |
23 |
9 |
8 |
1 |
8 |
49 |
どちらともいえない |
10 |
7 |
2 |
1 |
0 |
20 |
合計 |
51 |
28 |
12 |
5 |
16 |
112 |
[2] 活動分野(「子供の健全育成」、「保健・医療・福祉の充実」が多い)
活動分野は、「子供の健全育成」が33.9%と最も多く、「保健・医療・福祉の充実」が29.0%で続いている。この順番は静岡県と逆になっており、学校の立地の多さによるものと考えられる。その次に、「社会教育の推進」、「まちづくりの推進」、「文化・芸術・スポーツの充実」、「環境の保全」が20%前後となっている。
静岡県全体と比べると、「保健・医療・福祉の充実」、「まちづくりの推進」、「環境の保全」が5%以上少なく、逆に5%以上多いのは「子供の健全育成」のみである。
「保健・医療・福祉の充実」、「子供の健全育成」は比較的、会員数の少ない団体が多い。
図表3−23 活動分野
[3] 活動形態(「実践活動」、「学習・教育活動」が多い)
活動形態は、「実践活動」が54.8%と最も多く、「学習・教育活動」、「交流・ネットワーク活動」、「普及・啓発活動」も30%以上となっている。全体の傾向としては、静岡県全体と似ている。また、団体規模による特徴は特に見られない。
図表3−24 活動形態
[4] 事務所または連絡先(「会員の個人宅や勤務先」が最も多い)
事務所(連絡先)としては、「会員の個人宅や勤務先」が27.4%と、静岡県全体と同様に最も多い。続いて、「市役所」、「社会福祉協議会」、「公民館等の公共施設」の順となっている。静岡県調査では「ボランティアセンター」が2番目に多いが、これには、同調査の選択肢にはなかった「社会福祉協議会」も含まれていると考えると、藤枝市と静岡県全体の間には、事務所(連絡先)に関する大きな差は見られない。また、会員200名以上の団体でも「団体独自の事務所」を所有している団体は限られ、「市役所」や「公民館等の公共施設」が多い。一方、19名以下の団体は「会員の個人宅や勤務先」が多いが、「団体独自の事務所」を所有しているものもある。
図表3−25 事務所または連絡先
[5] 活動地域(「市内」が圧倒的に多い)
活動地域は、静岡県全体と同様に、「市内」が85.4%と圧倒的に多い。団体の規模による違いは特に見られない。
図表3−26 活動地域