●整備・設備基準
・基準の選択や好事例の調査が難しい。(桶川市)
・施設利用者の生活環境を理解し、それらを設計に取り入れることが大変難しい。(越谷市)
・一般的に示されている車いす対応トイレの設置例が車いすの方にとって使いやすいものとなっていないと思う。そこの改善、PRをお願いしたい。別紙トイレプラン(TOTO)へ注文している。トイレ設置者(自治体、設計事務所etc.)が別紙トイレプランを参考にして、設計するため、利用しにくいトイレがつくられている現状があると思う。ぜひ、車いす利用者の生の声を聞いてもらい、対処をお願いする。(廿日市市)
・何か基準的な書類があったら欲しい(設計基準的なもの)。(川内市)
・ユニバーサルデザインにおける具体的指針。(高砂市)
●まちづくり等
・単独事業で行っているため、バリアフリー化への対応が遅れている。(萩市)
・既存の公衆トイレを建て替える時、敷地に制約があり思う様にバリアフリー化が出来ない時がある。(福岡市)
・バリアフリーやユニバーサルデザイン等の言葉以前に、多様な市民が存在することを認め、誰もがバリアにより日常生活や社会参加に支障が生じることの無いような街づくりをすすめる姿勢、行動が必要である。しかし、物づくりを通して実感することは、携わる人のソフト(心)が欠けている点である。先に挙げたように物に関して様々な要素があるが、何を重視するかという部分でバリアフリー、ユニバーサルデザインが下位になることが多い(景観、デザイン等を軽視しているわけではなく同じレベルにあるべき)。担当者の力量に頼るのではなく、チェックするシステムが必要であると感じている。(蒲郡市)
・施設整備にあたっては、ノーマライゼーションの理念を十分理解し、進めていくことが肝要であるが、まだまだ浸透していない。・交通バリアフリー法の施行をきっかけに、推進協議会を設置し、重点整備地区におけるバリアフリー化を重点的・一体的に整備することを検討している。(仙台市)
●その他
・洋式便座である為、直接肌を触れることに抵抗を感じる人もいる。(前橋市)
・バリアフリー化について、公衆トイレの洋式便器は不潔であると言う声を聞くが、障害者や高齢者への配慮として必要かと思う。このような問題について、何かあったら聞かせて欲しい。(十日町市)
