日本財団 図書館


これで大体イントロダクトリーの時間を消費いたしましたので、あとは、原点としてはCの項目に挙げましたスキルでなく、意欲に成功の糸口が多分あるだろうということをあっちこっちで伺います。それから、そのためには私の聞いているところでは、総合の学習というのは、文部科学省の方々も、それから、成功されている例を拝見しても、総合という言葉を上手に利用するやり方です。つまり、生まじめに総合とやったら、ある先生は、文化精緻全部やらなきゃいけないという総合と、それから、もちろん文化的なことも含めて歴史とか、地理とか、そういうのも含めてやるということを総合として何でもやらなきゃいけない、大変だと言っている先生から、総合というのは発想がそれなりゃどうでもいいんだよと。絞り込んだところを、それを総合的には分け隔てなく扱うという上手なやり方をなさる先生、ということは、どうも俯瞰的、非常に広い視野を持ちながらその中で絞り込みをやった方がなかなかうまい例をつくっておられるという、そういうことを実感いたしましたので、ここに書かせていただきました。

今、ここに出てきているテーマで皆さんが実際の博物館の実例を話してくださるというわけではありません。お断りしておきます。これは、私の全体の討議のときの流れの資料として皆さんにこれをお使いいただきたいということです。よろしくお願いします。

 

 

 

前ページ   目次へ   次ページ

 






日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION