(スライド2)
これは年次表で、市民側の動きが結構入ってきています。実際にやりましたのは、大学と区役所とが連携をしまして、どんどん生涯学習講座をつくっていったんですね。通常の学習ではなくして、言ってみますと、これは横浜市全体に及ぼしながらやっていったことなんですが、初めにスコップ(SKOP:新金沢発掘隊)を、今キャッツというふうに言っているんですが、これを誕生させまして、そして地図を中心に金沢から横浜全体の地図をつくるグループの展示会をやって、金沢の地図を発行したり、水の日というのをやったり、山側をやったりして、横浜全体で実験して、金沢でもっと広げるという、そういうことをずっとやってきたわけなんです。(スライド3)
そして、それをやる場合に、常に初めは私と学生と、言ってみれば、区の職員、ほんの少数の方だけだったものですから、まず学生さんを集め、それから市民の方々に集まってもらうために、そのキャッツという団体と連携する団体をいっぱいつくっていったわけです。それが生涯学習講座をやって、そこで興味のある人たちに集まってもらって、バックアップしますということで、団体をどんどんつくってもらってしまったわけですね。大学と区役所でつくるのをバックアップしてしまったんです。
なぜかというと、横浜の北のほうは結構市民団体が、そのころでき始めていましたが、そのころ、まだ私たちのところでは、団体が少なかったんですね。私たちと連携する団体が欲しかったんです。市民の人たちは、行政と市民をつなぐなんて、そんなことは考えないで、自分たちの一番いいところ、好きなところをやっていくということから始めますから、山でも川でも水でも、そういうテーマの団体がだんだんでき上がってきたわけです。
(スライド4)
これは、大地のでこぼこで、ここに川があって、こちらにも住んでいるし、これは昔からの町だ、こういうところをどうやってまちづくりをやるか。
下のほうで言いますと、緑の歴史なんですが、新しい埋立地ができて、そこに道路が入って、工場や事業所ができて、団地ができて、そして、古いものが、これをつなげるにはどうしたらいいか。
もう一つお願いいたします。(スライド5)
あるいは、こういうところで、歴史と緑というのがあって、道とコミュニティがありますが、こういう通常のところでもって、この団体をつなげるにはどうしたらいいか、あるいは港をどうやって活用するか、こういうようなことをテーマにやってみたということがあります。(スライド6)