2.1.5 海外委員会派遣
(1) IMO・DSC小委員会:2001年7月16日〜20日
派遣者:IMO対応委員会委員長 浦環
IMO・DSC特殊貨物部会委員 飛延孝男
(2) ISTDG14:2001年9月3日〜5日
派遣者:IMO対応委員会委員長 浦環
IMO・DSC特殊貨物部会委員 飛延孝男
(3) IMO・DSC編集・技術作業部会:2001年9月24日〜28日
派遣者:IMO・DSC危険物部会委員 濱田高志
2.2 IMO・DSC対応の検討
IMO対応委員会及び両部会において第6回IMO・DSC小委員会提案文書概要(付録1)を作成し、これに基づき審議検討した。主な意見等は以下のとおり。
2.2.1 議題3関連:IMDGコード関係
(1) DSC6/3(E&T)ETグループの報告について
特段の意見はなかった。
(2) DSC6/3/1(事務局)IMDGコード第31回改正(国連勧告第11版の改正内容の取り入れ)について
国連番号3166については、航空のみに適用する規定である旨指摘があった。
(3) DSC6/3/2(独)、DSC6/3/4(ベルギー)、DSC6/3/6(豪)、DSC6/3/7〜11(独)、DSC6/3/12(仏等)、DSC6/3/17(独)IMDGコード第30回改正内容の訂正事項について
エディトリアルな内容である。
(4) DSC6/3/3(ベルギー)CTUへの国連番号の表示について
DSC4において合意した独の提案に沿う。従って、関連提案DSC6/INF.7には、原則反対すべきである。
(5) DSC6/3/5(ベルギー)バルクパッケージングの使用について
バルクパッケージングとして運送できることが容認できる対象危険物を限定すべきである。
(6) DSC6/3/13(独)IMDGコードの改正案について
危規則では、少量危険物の表示については、「見やすい位置に表示する」こととなっている。
(7) DSC6/3/14(独)IMDGコードの改正案について
7.9節主管庁の承認との関係について整理する必要がある。
(8) DSC6/3/15(独)IMDGコードの改正案及び第30回改正内容の訂正事項について
特段の意見はなかった。
(9) DSC6/3/16(CEFIC)IMDGコードの改正案について
明らかに訂正すべき事項である。
(10) DSC6/3/18(米国)大型コンテナ(20feet以上)内の火薬収納制限量について
IMDGコードが強制化された場合にもIMO/ILO/UN ECEガイドラインの扱いが任意となることを明確にする必要がある。
(11) DSC6/3/19(米国)粘性の高い引火性液体に関する除外規定について特段の意見はなかった。