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Mさんが言ってました。『梵魚寺』で私達を注意するために組・班長の名前を聞いたら、「子ども達は、だれも名前を告げ口しなかった。9班はまとまっとる」と…。

 

激動の3日間

5組10班 班長 清村浩子

あっという間だった3日間、終わってみると疲れたこと、大変だったことも楽しい思い出としてよみがえってきます。

最初の研修で集まった時、わからないことばかりで不安でした。

頼りない班長でドジばかりの私でしたが、5組のスタッフ、子ども達に助けられ無事に終えることができました。5組のメンバーと一緒で本当に良かった。出会えて良かったと思います。

3日間、とにかく迷子にならないように無事にと思う気もちと、次のスケジュールに遅れないようにしなくてはとあせる気持ちで、口うるさいだけの班長になってしまっていたような気がします。もっとゆっくりと班員のみんなと接する時間と気もちにゆとりがあれば私自身もっと楽しく過ごせただろうと思います。

私にとってとてもいい勉強になりました。

 

未来の国際人へ

5組9班 班長サブ 坂上直子

すぐに終わってしまった本研修でした。しかし、その短い間で班のみんなと友情を深め、楽しく過ごせたと思います。

また、九班はどの班よりも騒がしく、元気がよくて大変でした。

けれども、スタッフに注意され、班長の名前を聞かれても班長を思い、絶対に言わなかった子供達がとてもいじらしくかわいく思えました。

みんなと会えて本当によかったと思います。この経験を活かし、自分達の未来へ大きくはばたいて下さい。

 

五年前との違い

5組10班 班長サブ 大木小枝

私は、この「おおむた少年の翼」でたくさんの事を学び、経験する事ができたと思います。

中でも、交歓会は、とてもいい経験でした。

私は、五年前に「おおむた少年の船」に乗りました。その時も交流会がありました。その時は、全く何を言っているのか分からず、遊ぶ事で交流をしました。今回は、韓国の方が学校で日本語を専攻されていて、さらにお互い英語を学習している事もあり、遊ぶだけでなく、話す事でも交流する事ができました。

でも、私は韓国語は「アンニョンハショムニカ」や「カムサハムニダ」ぐらいしか分からなかったので、もっと韓国語を勉強して行けばよかったと思いました。

そして、韓国の方が二年間の勉強で、とても上手に日本語を話す事に驚きました。私は中学校で三年間、そして今も英語を勉強しています。でも上手に話せません。

今回韓国へ行って、英語の必要性や国際交流の楽しさが、今まで以上に分かりました。

これからは、もっといろんな国の事について知りたいです。そして、たくさんの人達と交流したいと思います。

 

団体行動の大切さ

6組 組長 平井修

とにかく疲れた三日間でした。ハードなスケジュール、異国の地での慣れない引率、時には大きな声をだすこともありました。

でも、6組の団員達と韓国で過ごした三日間は私にとっても又、子供達にとってもかけがえのない思い出になったのではないでしょうか。修練場での団体生活、海祭りでの大蛇山パレード、そして韓国の子供達との交流会。子供達の仲良くなる早さには驚かされました。

今回特に思い出になった事は、フェスティバルで団長賞をいただいた事です。出し物はハンドベルの演奏。練習の時はどうなる事かと思いましたが、本番では見事な演奏をやってくれました。

ハンドベルは一つの音が出なかったり、遅れたり、出す場所を間違ったりするとその楽曲がだめになってしまいます。団体行動も同じです。この研修で国際交流と、このハンドベルを通じて団体行動の大事さを6組の子供達の心に刻みこれからの将来に少しでも役立ててほしいと思います。

 

 

 

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