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今まではサバイバルできるかどうかということをやっていましたので、どうやらサバイバルできそうだということになってきましたから、ここからまさにそういう戦略の差が出てきて、それが日本のマーケット、したがって、さっき4グループのこれ、もうちょっと本当はそういうことが議論できるようにというふうに思ったんですが、なかなかこういうグラフにはならないので、こういうことでいいですかって問題提起だけにとどまっているんですが、まさに中小企業なり、キャピタル・マーケットなりそういう取り組みによって答えが出てくるということだと思います。

 

D すごく乱暴な議論で全くよくわからないんですが、土地の話がよく最近出ていますね。例えば日経センターでしたっけ、今日の日経にもちょっと出てましたけど、どうやって計算したのか知りませんが、今の土地の価格を全部試算するとGDPに対して3倍でしたっけ、アメリカは1倍だと。同じような推計が2年ぐらい前に森ビルの連中が計算したことがあって、ちょっと経済学の世界でアメリカと日本を比較したとき、どういうふうな計算をするか、数字が事実だとすると、地価がそのGDPに対して日木は2〜3倍であるということを説明するのはつらいんですよ。金利が低いということがニュースのよりどころなんですがね。

土地のことはちょっとよくわかりませんが、今回のバブルの崩壊の過程で、やっぱり地価が下がったこということはいろんな形で金融システムに大きな影響を及ぼしたたわけですね。さっきの金利が上がったことによって、上がる可能性があるというと国債のリスクがすぐに金融機関の債務にある程度少なからぬ影響を及ぼすということは、5年ぐらいの中期をみたときに、金利の情報をどこにするかによるんですが、今の日本の地価の動きが金融システムにどういうリスクをもたらすかということで、何かもしうかがえれば教えていただきたいんですが。

 

浜中 いや、本当にこれはよくわからないんですが、さらに下がると大変だということぐらいしか申し上げようがないんですけどね。

ただ、実際には、私はこれをどういうふうに理解するのかなと。

 

D 下がるか上がるかというより、今の地価の状況についてそういう新聞ベースのいろんな話ぐらいにしか出てこないんで、実際そういうことについてもうちょっと実態把握みたいな情報があるのかどうか。

 

浜中 これはあまりないですね。

 

 

 

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