日本財団 図書館

共通ヘッダを読みとばす


Top > 社会科学 > 社会 > 成果物情報

Issues Series/論点シリーズ vol.19 「NPO法施行後の現状と課題」

 事業名 基盤整備
 団体名 東京財団政策研究所 注目度注目度5


3. 質疑応答

 

司会 どうもありがとうございました。一般の新聞報道などではうかがい知ることのできないNPOの活動を取り巻く現状、実態、そして、今後について多くの問題提起をいただきました。

皆さん、ご質問等がたくさんあるかと思いますので、ここで30分程度の質疑応答のお時間を設けたいと思います。積極的にご発言いただければと思います。よろしくお願いいたします。

 

A きょうはどうもありがとうございました。

多分、ほかにも説明をもっと詳しくやることがいっぱいじゃないかと。概要を説明していただけたので非常にわかりやすかったんですが、今、NPO側にとって一番注目しているのは、税制の問題ではないかと思うんですが、その点について、今、どういう議論がなされているのか、少しご説明いただけたらと思います。

 

松原 まず、NPO団体の一番の関心というのは、これはどうやって目的を達成するかということと同時に、財源をどうするかという話なんですね。財源の中で、この税の優遇制度というのが一番関心を集めている。

これは、実は私どももよくわからないところがあります。NPOの財源というと、大きく分けて三つあります。一つは、会費も含めた寄付金。それから事業による収入。それから補助金ですね。この中で、旧来、ずっとNPO、NGOの中で寄付の控除制度と言ってきた議論の背景には、補助金頼りになってしまうと自立した事業ができない。また補助金を切られたとき、助成金を切られたときに非常に経営危機になる。自立した財源をつくるためには、事業か寄付金控除の仕組みがぜひ必要で、そこまで自立財源をつくっていく。そして自立した経営を行うという議論が中心的だったんです。

事業に関して言えば、事業をどんどんやっていきたいけれど、日本の社会というのは事業に関する風当たりが強い。NPO団体の中でも風当たりが強いんですね。われわれはボランティアだからという部分も結構あるんですよね。そのかわり、寄付金控除というのはみんな割と取っつきやすくて理解しやすいというために、みんな中心的に訴えてきたというのはあります。

ところが、今回、出てきた申請団体というのは、若くて新しい。寄付金控除の制度をつくっても、寄付金を集めるには結構体力が要るんです。それだけの体力があるのかなというふうにちょっと考えていって話を聞くんですが、何か大きな錯覚が一つあるような気がするんですね。

 

 

 

前ページ   目次へ   次ページ

 






サイトに関するご意見・ご質問・お問合せ   サイトマップ   個人情報保護

日本財団会長笹川陽平ブログはこちら



ランキング
注目度とは?
成果物アクセスランキング
2,733位
(32,645成果物中)

成果物アクセス数
2,552

集計期間:成果物公開〜現在
更新日: 2020年10月24日

関連する他の成果物

1.「SYLFF WORKING PAPERS NO.15」ビデオ (http://www.princeton.edu/duke)
2.東京財団1999年度年次報告書(和文)
3.東京財団1999年年次報告書(英文)
4.海洋文化・文明に関する調査報告書(英文)
5.日本発マンガ・アニメーションのダイナミズム ?第1回オープニングセッション?
6.日本発マンガ・アニメーションのダイナミズム ?第2回世界の人々のアイデンティティ作りに役立つマンガ・アニメ?
7.日本発マンガ・アニメーションのダイナミズム ?第3回マンガ・アニメ産業の存立基盤はSOHOにあり?
8.日本発マンガ・アニメーションのダイナミズム ?第4回日本製マンガ・アニメが高い価値で世界市場で流通し日本にとっての収益源となるために、いま何が必要か?
9.日本発マンガ・アニメーションのダイナミズム ?第5回マンガ・アニメで県づくり。新パラダイスは地方からスタートする?
10.日本発マンガ・アニメーションのダイナミズム ?第6回日本製マンガ・アニメが更に発展するには何が必要か?
11.日本発マンガ・アニメーションのダイナミズム ?第7回文化のローカライゼーション?
12.日本発マンガ・アニメーションのダイナミズム ?第8回マンガ・アニメで県づくり。新パラダイムは地方からスタートする?
13.日本発マンガ・アニメーションのダイナミズム ?第9回キャラクタービジネスのパースペクティブ?
14.日本発マンガ・アニメーションのダイナミズム ?第11回ポップカルチャーが作る新しい勢力図?
15.世界都市東京フォーラム「技術からの考案」会議録
16.世界都市東京フォーラム「歴史と文化からの考案」会議録
17.「日米韓安全保障協力:平時と有事の想定」
18.「米中両国にとっての朝鮮半島?日本の対朝鮮半島政策への含意」
19.Japan’s New Middle Eastern Policy
20.Policy Analysis Review
21.英文冊子 Intellectual Cabinet 2000
22.「国会におけるODA基本法の論議と地方自治体による援助の重要性」
23.Issues Series/論点シリーズ vol.18 「日本の外交安全保障戦略を考える」
24.Issues Series/論点シリーズ vol.23 「ビジネスモデルを通じた産業のダイナミズム」
25.Issues Series/論点シリーズ vol.26 「国民参加型外交の可能性と課題」
26.Issues Series/論点シリーズ vol.27 「これからの朝鮮半島の行方」
27.Issues Series/論点シリーズ vol.28 「マスコミによる経済事象の選択と報道」
28.Issues Series/論点シリーズ vol.29 「陳水扁新政権下の台湾政治」
29.Issues Series/論点シリーズ vol.30 「朝鮮半島の将来に日本が貢献できること」
30.「政策シリーズ」第18号「霞ヶ関1府12省体制は行革の決定通り進んでいるか?」
31.「政策シリーズ」第20号「金融監督政策の方向性について」
32.「政策シリーズ」第21号「COP6に向けた我が国の取り組み」
33.平成11年度里親研修会テキスト
  [ 同じカテゴリの成果物 ]


アンケートにご協力
御願いします

この成果物は
お役に立ちましたか?


とても役に立った
まあまあ
普通
いまいち
全く役に立たなかった


この成果物をどのような
目的でご覧になりましたか?


レポート等の作成の
参考資料として
研究の一助として
関係者として参照した
興味があったので
間違って辿り着いただけ


ご意見・ご感想

ここで入力されたご質問・資料請求には、ご回答できません。






その他・お問い合わせ
ご質問は こちら から