日本財団 図書館


テーマ

第2年目は、1992年(平成4年)6月の「国連環境開発会議(UNCTAD)」の開催に向けた地球環境問題への関心の高まりを背景として、今後の調査テーマを「90年代の日本の役割−環境と安全保障の在り方」とした。

ODA

環境分野でのODAの重要性が強調される中で、第3年目の最終報告において、「課題と提言」の中で、適正技術に配慮した内発性重視の環境ODA、海外企業活動における環境配慮の2つの提言がなされた。

 

【第3期の調査会】 <国際問題に関する調査会>

(第124回国会(平成4年8月)〜第132回国会(平成7年6月) 佐々木満会長、沢田一精会長)

テーマ

「21世紀に向けた日本の責務−アジア太平洋地域の平和と繁栄に向けて−」とし、我が国と直接関係を持つアジア太平洋地域の平和と繁栄に向けて、我が国の寄与の道筋を探る調査を行った。

ODA

第1年目は前期調査会の2つの提言についての政府の見解を質した。第2年目は、「最終年に向けてODAの在り方、経済協力に関する基本法の立法化の検討などについて調査を進める」とした。第3年目は、最終報告において「国民の理解、支持、参加を得た経済協力を進めるために」との大項目の下、地球規模問題に対する援助、人造り援助の拡充、NGO支援の強化、国会のODAに対する関与の強化、援助評価活動の充実など8つの提言がなされた。

 

【第4期の調査会】 <国際問題に関する調査会>

(第133回国会(平成7年8月)〜第142回国会(平成10年6月) 林田悠紀夫会長)

 

 

 

前ページ   目次へ   次ページ

 






日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION