日本財団 図書館

共通ヘッダを読みとばす


Top > 社会科学 > 社会 > 成果物情報

世界都市東京フォーラム「技術からの考案」会議録

 事業名 基盤整備
 団体名 東京財団政策研究所 注目度注目度5


だから、昔は虎の皮など、動物の皮を援用していた。移植じゃないけどね。今、ウェアラブルというのは普通の洋服に情報機器をいろいろ入れていこうとすることです。やっているとわかりますが、面倒くさいわけです。初めからうまくできていたほうがいい。iモードがないときにつくった服だから合うはずがない。それを無理に合わそうとして苦心している。iモードから発想したらどうなるか。ところが、去年まではiモードがなかったから、ノートブックの小さいやつ、タウントップぐらいをどう使うか一生懸命やっていた。これは全員、iモードを通るから。まずiモードで片手があく。その次に両手が使えるようなウェアラブルに行くだろう。メールはiモードでできてしまうから、こんな大きいものを持って歩かなくていい。それが去年と今年で重さが10分の1になりました。もっと先へ行くと、さっきのES細胞でつくったバイオ的な材質の何とか、もともと虎の皮か何か着ておったんだからプロテイン(たんぱく質)なんです。

 

日下 衣類がブランド化したものもバーチャル化したということなんでしょう。

 

石井 そうです。オーギュメンテッドリアリティーだ。わざわざリアリティーを変えたわけです。それはキツネにごまかされるのと同じ。ブランドというのはありがたいところはありがたい。ある予測によると来年、日本はiモードを入れた、よその会社も入れてトータルのインターネットユーザーの人口普及率でアメリカを抜くぐらいだって。今まではこんな遅れてやって、そこを除くと確かにさっきのパソコンでアメリカ型で、それを盛んに言っている人が今はいくらでもいます。あなたはiモードをやっていますかと言うと大体やっていない。それは無理ないんです、まだ半年かそこら辺だから。

 

尾島 日本の国内でそういうマーケットが普及して、そのシステムが世界に出ていく。その結果、世界から富が日本に入る。

 

石井 いや、それは激烈な国際摩擦が起こるだろう。むざむざおいしいところ全部、日本にあげますなんていう人のいい国はない。だから、多分、ドコモは出ていかざるを得ないだろうし、出ていったら自動車のとき以上に大問題が起こるだろう。どこかへ振らんといかんだろうということは言われている。

 

古川 iモードで爆発的に増えそうなのは個人のeコマースですね。

 

石井 そう、個人。一番安いからです。

 

古川 切符の予約はするし、何でもできる。

 

石井 1回コンマ3円だったら使わない方が損だと思うもの。

 

古川 飛行機の切符なんか、ANAが先方払いのカードをくれているでしょう。

 

石井 ええ、それで電話ではなくて、JALで思い出したけれども、あれは20%安い。そうしたら、若い人はみんな会員になってしまうよ。

 

菊竹 どうしてそんなに安いんですか。

 

古川 人手が要らないから。

 

石井 ぎりぎりまで売れるから。

 

古川 私は上京前に、普通のパソコンでぱっぱとインターネットを見て買います。

 

石井 普通のパソコンだと、そこにいないとできないでしょう。これだとどこでもできる。だから、若い人が出張なんて行ったら、みんなタクシーの中でやっている。

 

古川 例えば、特割1万円というのもすぐ買えます。

 

石井 最近は席もとれるんじゃない。席が指定できて安くて。それで並ばなくていいなんて、それを何でやらないのという感じだ。

 

尾島 最近は大学からお金をいただくといっても、搭乗券を全部見せなきゃいけないんです。飛行機の金額が全部違う。出張費が半分ぐらい安くなったりするでしょう。領収書がわりに搭乗券の値段を出さないといけない。

 

石井 マーケットの中で一定だと考えていたのがおかしかった。統制経済だ。

 

尾島 でも、煩わしいですね、あの手続きが。

 

石井 煩わしいところもこれに合わせていかなきゃ、やった途端に全部できていないとね。

 

古川 それを会社の請求書に入力すればいいんです。

 

尾島 大学は旧態依然としていますね。そうすると秘書がものすごい大変なんです。

 

石井 そういう大学は競争で淘汰されるだけです。好きだったら、それをやっていればいい。でも、そうじゃないところが出てきます。そうしたら、そこのほうがコスト削減で安くなってしまう。

 

 

 

前ページ   目次へ   次ページ

 






サイトに関するご意見・ご質問・お問合せ   サイトマップ   個人情報保護

日本財団会長笹川陽平ブログはこちら

日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION



ランキング
注目度とは?
成果物アクセスランキング
1,332位
(33,792成果物中)

成果物アクセス数
7,881

集計期間:成果物公開〜現在
更新日: 2021年10月23日

関連する他の成果物

1.「SYLFF WORKING PAPERS NO.15」ビデオ (http://www.princeton.edu/duke)
2.東京財団1999年度年次報告書(和文)
3.東京財団1999年年次報告書(英文)
4.海洋文化・文明に関する調査報告書(英文)
5.日本発マンガ・アニメーションのダイナミズム ?第1回オープニングセッション?
6.日本発マンガ・アニメーションのダイナミズム ?第2回世界の人々のアイデンティティ作りに役立つマンガ・アニメ?
7.日本発マンガ・アニメーションのダイナミズム ?第3回マンガ・アニメ産業の存立基盤はSOHOにあり?
8.日本発マンガ・アニメーションのダイナミズム ?第4回日本製マンガ・アニメが高い価値で世界市場で流通し日本にとっての収益源となるために、いま何が必要か?
9.日本発マンガ・アニメーションのダイナミズム ?第5回マンガ・アニメで県づくり。新パラダイスは地方からスタートする?
10.日本発マンガ・アニメーションのダイナミズム ?第6回日本製マンガ・アニメが更に発展するには何が必要か?
11.日本発マンガ・アニメーションのダイナミズム ?第7回文化のローカライゼーション?
12.日本発マンガ・アニメーションのダイナミズム ?第8回マンガ・アニメで県づくり。新パラダイムは地方からスタートする?
13.日本発マンガ・アニメーションのダイナミズム ?第9回キャラクタービジネスのパースペクティブ?
14.日本発マンガ・アニメーションのダイナミズム ?第11回ポップカルチャーが作る新しい勢力図?
15.世界都市東京フォーラム「歴史と文化からの考案」会議録
16.「日米韓安全保障協力:平時と有事の想定」
17.「米中両国にとっての朝鮮半島?日本の対朝鮮半島政策への含意」
18.Japan’s New Middle Eastern Policy
19.Policy Analysis Review
20.英文冊子 Intellectual Cabinet 2000
21.「国会におけるODA基本法の論議と地方自治体による援助の重要性」
22.Issues Series/論点シリーズ vol.18 「日本の外交安全保障戦略を考える」
23.Issues Series/論点シリーズ vol.19 「NPO法施行後の現状と課題」
24.Issues Series/論点シリーズ vol.23 「ビジネスモデルを通じた産業のダイナミズム」
25.Issues Series/論点シリーズ vol.26 「国民参加型外交の可能性と課題」
26.Issues Series/論点シリーズ vol.27 「これからの朝鮮半島の行方」
27.Issues Series/論点シリーズ vol.28 「マスコミによる経済事象の選択と報道」
28.Issues Series/論点シリーズ vol.29 「陳水扁新政権下の台湾政治」
29.Issues Series/論点シリーズ vol.30 「朝鮮半島の将来に日本が貢献できること」
30.「政策シリーズ」第18号「霞ヶ関1府12省体制は行革の決定通り進んでいるか?」
31.「政策シリーズ」第20号「金融監督政策の方向性について」
32.「政策シリーズ」第21号「COP6に向けた我が国の取り組み」
33.平成11年度里親研修会テキスト
  [ 同じカテゴリの成果物 ]


アンケートにご協力
御願いします

この成果物は
お役に立ちましたか?


とても役に立った
まあまあ
普通
いまいち
全く役に立たなかった


この成果物をどのような
目的でご覧になりましたか?


レポート等の作成の
参考資料として
研究の一助として
関係者として参照した
興味があったので
間違って辿り着いただけ


ご意見・ご感想

ここで入力されたご質問・資料請求には、ご回答できません。






その他・お問い合わせ
ご質問は こちら から