こちらはそのビルのパンフレットです。いわゆる建築プロジェクトとしてももちろん大きなプロジェクトではありますが、そもそも大学にとって、新たな創造性を生み出すインフラをつくるためのすばらしいプロジェクトと位置づけています。
これはプロジェクトの一例、デジタルアーツでどんなものをつくっているか、それを写真にまとめたものです。
冒頭、私個人がいろいろな交流プログラムなどに参画をしてきたと申し上げましたが、今考えているものについてご説明したいと思います。
例えば、USCの学生を12人ぐらい数週間日本に送って勉強させられたらなと思います。日本の大学など、例えばマンガやアニメーションを教えている学校で、クリエイティブな文化について学べる場があればいいなと思っています。
東京でいえば、例えば浅草や赤坂、それから、上野公園、新宿、秋葉原、六本木、こういった場所も見てほしいなと思います。さらに、テレビ局を見学させたり、あるいは、能を見せたり、それから、プロダクションでどんな仕事がされているかを見るのも一興でしょう。また、京都や日光などでちょっと観光してみるというのも大きく視野を広げるのに役立つのではないかと思います。
日本の文化的な側面について非常に幅広い理解を深めることができるんじゃないかなと思っています。こんな企画が実現できたら非常に嬉しく思います。
さて、ここで皆さんにあるアニメーションをごらんにいれたいと思います。うちの学生が約1年間をかけて製作をしたものです。アニメーションの1つのスタイルだということができます。では、ビデオテープをお願いいたします。
(ビデオ中)
これはある学生の作品です。いろいろな技術を駆使して1年をかけて完成しました。