この手法を使った場合、例えば浮世絵のように、日本人がもっている線画のセンスというものが発揮できます。この点が私たちにとってものすごい力になっているのではないかと思います。
これはシンガポールのジェットTVというところのステーションIDで、これはシンガポールからの発注で制作しました。ベルギーとかロンドン、シンガポールなど海外からの発注が割合と多くて、直接「もしもし」と電話がかかってくるのが面白い会社かなと思っています。
これは、53本連続1年間週1回で53本連続放映のドラマCMです。つまり53話あるうちの1本ということになります。
これもステーションIDです。
これがロンドンのロックグループからの発注でつくられました映像で、いろいろな映画祭などで多くの賞をいただいております。これもロンドンでしか発売されてないものですから、日本ではなかなか皆さんに評価してもらえていないのが残念です。
次の作品は去年の9月に3週間日本で公開しまして、今は海外またはDVDビデオ、LD、いろんな形で公開またはリリースされております。一応、3週間という公開でしたが、興行収入で6億という金額をあげたものですから、大変喜んでいただけました。約90分の劇場用作品です。
これはゲーム用の映像です。
これはNHK・BSの20周年記念のキャンペーン用の映像として、画家の絵をすべて動かすということで、止めた画家の絵を動かしてつくったものです。
これが先ほどご紹介いただきました「メモリーズ」というStudio 4℃にとってのデビュー作品です。大友克洋さんが総監修で3本のオムニバスでできている作品です。、アニメーションの映画祭ではなく、通常のフィルム映画祭で大変高く評価されてクロージングフィルム、オープニングフィルム、またはスペシャルフィルムとして海外の映画祭約10何カ所でご紹介させていただきました。ただし、まだ国内だけのリリースで海外には公開されていないのでとても残念なんですが、120分の作品になります。
以上、私がプロデュースさせていただきました作品です。