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高城 うん。できるだけ無駄なようにしないといけないので、時間もお金も有限なので、それはちゃんと狙いを定めてやった方がいいと思うのです。

 

牧野 どんなところにいそうな予感がしますか。

 

高城 確実に言えることは、今日会場にいらっしゃっている皆さんが行かないようなところ。皆さんには接点がないと思う。この中で本当に接点があるとしたら唯一僕ぐらいかもしれない。多分そういうところにいますよ。

 

牧野 どうでしょうか。ご意見、ご感想、その他ご質問ありませんか。

 

野崎 高城さん、さっきフランスにはロック大臣がいて、自国の文化政策のためにロック・アーティストを呼んでくるのに実は大使館が裏でやっているというお話しがありました。随分世の中も変わったなと感じます。また、日本のアニメが世界で受けているのは単に珍しいからだよ、XYという平面的な視点が向こうと違うからだというお話しもありました。要するに視覚的に違う刺激があるのだろうという科学的な分析ですね。もちろんストーリーもあるのでしょうが、それは飽きられたら飽きられたで終わりと、いろいろなことをおっしゃったのですが、今日私の友達でツンジャーさんというトルコ大使館の方がいらっしゃっています。トルコという国は親日的な国で、彼自身日本のアニメも随分知っておられる方です。ちょっと意見を聞いてみたらおもしろいのではないかと思うのです。

 

 

 

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