約3ヵ月ぐらい前に、ディズニーのマーケティングチームと僕はこの話をずっとしていて、彼らも全くの同意見であって、アメリカではそれはインターネットというメディアだろう。日本は残念ながらインターネットの普及率やケーブルテレビというのが余り大きくないので、そこの双方向メディアに何がやってくるのか。ひょっとしたらそれはアナログの、すなわちカードのトレーディングのようなものかもしれなければ、また違う参加型のものかもしれません。ひょっとしたら急速に子供たちにインターネットが普及したり、携帯電話になるかもしれませんが、確実にこの双方向のメディアというものが今後世界的に必要になります。
これは世界的なメディアのマーケティングのポイントでございますが、我々はよくこのような調査をします。テレビ、インターネット、携帯。この3つのうち好きな順番に番号を付けてください。もしくは1個要らないもの、これは最悪捨てられるなというものを付けてくださいということをよく調査します。アンダー21で好きな順にすると、日本の場合は1位は携帯です。2位がテレビ、3位がインターネットとなります。アメリカだとアンダー21も1位はインターネットです。2位がテレビ、しかしこれはケーブルです。すなわちメジャーメディアではないということです。3番目が携帯です。
アンダー14は更に面白くて、テレビやインターネットだと、アメリカの場合は子供も既にインターネットが1番ですね。2番がテレビ、それで携帯は持てないので△。日本はテレビです。インターネットはほとんど知らない。自分で使えるという子が今は3%未満です。自分の意思でダイアルアップできて、好きなときにWebが見れるというのが実際3%未満です。お父さんのを借りたりとか、学校でちょっとできるという子を入れても10%にも満ちません。ところがアメリカは、自分の意思で今インターネットにアクセスできるという人が約20%弱、19.4〜19.5%ぐらいいます。