これが中津の10万円のスタジオですが、こうやって運びます。
これが一番大事なロドリゲス君で、この中にデータが入っております。
あっ、ファンが壊れました。あれちょっと、のりで張ってるだけなのでぽろっと取れます。あのお嬢ちゃんが持ってるのが、それを冷やす扇風機でございます。
でも、こういうものでちゃんとできるんですね、お金をかけなくても。今でしたら、あんなコンピューター、20万円ぐらいですから安いもんですね。ディスクも。
これが舞台ですね。こういう感じでございます。映像が横幅8m、高さ5mぐらいで、横幅ちょっと足りませんが。この劇場はちょっとでかいので。
横にプロジェクターがございますが、800インチのプロジェクターでございます。
こうやって見ますと、ごらんのように非常にでかいですね。これ、明るさが4000ルーメンでございまして、やはり4000ルーメンですと、ごらんになってわかりますように、ライトに負けます。ライトをまともに当ててますとだめなんで、真横からとか真上からとか、相当苦労してライティングの人と連動しないとうまくいきません。最近、DLPプロジェクターという反射型のすさまじいプロジェクターが生まれまして、これは12000ルーメンで、これの3倍明るいので、それですと照明といい勝負するわけですね。
これは非常に不可思議ですね、こうやって見ますと。舞台のそでから撮影したわけですが、あの子たちが本当にお月さまを見ているような感じで見えるわけであります。
これ実は、ちゃんとした立体CGに見えますが、壁があるだけで、それに写真を張ってあるだけであります。ですから、これをつくるのに私の写真を約4枚、1000円のカメラでスタジオ4方向撮った写真4枚をコンピューターに入力して、適当につきはぎ細工してつくったものでございます。いかに安くできるかという例です。大体3時間か4時間あればできてしまいますね。で、ちゃんとこういう具合に、何となくいい感じでできるわけでありますね。