国際関係分野
同盟比較研究プロジェクト
(1998年1月〜2001年3月) 37,957,224円
本プロジェクトは、冷戦後の日米同盟をめぐる揺らぎが大きな政治・外交問題となっていることに着目し、米国と主要国間との冷戦後における同盟関係の比較研究を通じて、日米同盟の望ましいあり方について政策提言することを目的とします。98年度は研究調査活動に加え、ウィリアム・ペリー氏(前米国国防長官)をはじめ国内外の専門家を集めたワークショップ「同盟の明日」を3日間にわたり開催。99年度は同プロジェクトの一環として「核と同盟」研究を実施、地域安全保障における「非核」「対核」問題について掘り下げた研究を実施しました(報告書を『政策研究シリーズ』より刊行予定)。
プロジェクト・リーダー 船橋洋一(朝日新聞編集委員)
研究員 目加田説子(研究員)(「核と同盟」研究のみ)
リサーチ・アシスタント 浦山香
国際的地方間協力による地域開発政策研究プロジェクト
(1998年4月〜2000年3月) 16,526,893円
本事業は、「地域レベルでの国際協力を利用した地域振興政策」の研究を通じて、その課題と新たな可能性をまとめ、関係団体に政策提言していくことを目的として実施。また、日本の政府開発援助に地方自治体が主体的に参加し、同資金を利用するための方法についても研究を行いました(政策提言実施予定。報告書を『政策研究シリーズ』にて出版予定)。
研究員 吉田均
「日本におけるNGO活動の中東政策における意義について」
(1999年6月〜10月) 3,028,787円
グローバル社会において日本のイメージが変遷する過程でのNGOの果たしている役割を研究。また、過去の中東地域における日本のNGOの活動状況およびその評価分析を行いました。
客員研究員 ジェミル・アイディン(ハーバード大学博士課程)
研究プロジェクト「米中両国にとっての朝鮮半島―日本の対朝鮮半島政策への含意」
(1999年12月〜2000年4月) 5,000,000円
米中両国の視点から朝鮮半島問題を捉え、それを踏まえて日本の望ましい朝鮮半島政策に関する提言を行いました(政策提言実施予定)。
プロジェクト・リーダー 伊豆見元(静岡県立大学 国際関係学部教授)
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