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【課題項目】

1] 観光拠点との連携

2] 宿泊施設等との連携

3] 旅行代理店等との連携

4] 公共交通機関の連携

 

(4) レストラン船の利用促進

 

神戸港のレストラン船は、企画内容の良さや、良質なサービスの提供等により、これまで概ね順調に需要を伸ばしており、利用者の評判も概ね良好である。

旅行代理店でもレストラン船は「神戸らしさ」を体験できる優れた観光資源として積極的にプロモーションがなされている状況であり、神戸港の観光航路の活性化を図る上で、レストラン船の活用は核となるものである。

利用者アンケートでは、極めて高い満足度が得られた。しかし、今後のレストラン船のあり方として、料理内容や品揃えを充実させること、魅力的なイベントの開催といったサービス内容の更なる充実を求める声が寄せられた一方で、国民の旅行関連支出が横這い傾向を示すなか、気軽に利用できる価格設定を求める声も聞かれたことなど、多様なニーズが存在している。

このため、レストラン船においては、現状に甘んじることなく、少子高齢化や国際化といった潮流に対応しつつ、サービス内容の選択肢を増やすこと、利用にあたっての抵抗感を軽減させること等の利用促進策を講じていく必要がある。

また、海上観光事業は、繁閑が顕著な事業であり、冬季のオフシーズン、平日及び午前中、昼食時間帯後は相対的に利用が少ない。これらの季節や時間帯での需要開拓を図ることが重要であるとともに、リピーターの確保が課題である。

 

【課題項目】

1] 選択肢の多様化

2] 気軽に利用できる仕組みづくり

3] 閑散期の需要開拓

4] リピーター対策

 

 

 

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