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(5) 遊覧船の利用促進

 

神戸港の遊覧船は、手頃な料金設定や時間設定、便数の多さ等から、比較的気軽に利用できる海の観光スポットとなっている。利用者アンケートによると、偶然に利用したとする人が多く、気軽に利用されている様子が伺われる。

また、遊覧船は小学校の校外学習等で利用されており、レストラン船と比較して、リピーターが多いのが特徴となっている。

遊覧船は、利用者数が減少傾向となっており、その利用促進が強く求められているが、利用者の満足度は高くなっているとともに、サービス内容がシンプルなことから、サービス面での魅力づけが困難と言える。

そのため、船内空間の魅力づけや新たな航路開発等により、魅力の多様化を図ることが必要である。

また、レストラン船と同様、社会の潮流変化を踏まえた閑散期の需要開拓、リピーターの確保が課題である。

 

【課題項目】

1] 船内空間の魅力づけ

2] 航路開発

3] 閑散期の需要開拓

4] リピーター対策

 

 

 

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