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3] コンベンション

大規模な集客効果や地域の情報発信等が期待されるコンベンションは、地域の集客力向上に大きな効果が期待される。

なかでも、国際コンベンションは地域の情報発信に止まらず、長期滞在を伴うことが多いことから、アフターコンベンションとして、開催期間中にイベントの開催や観光行動が派生し、地域への観光消費が期待される。

1994年以降のわが国で開催された国際コンベンションの実績を見ると、会議開催件数は一貫して増加しており、1999年では2,475件が開催された。

1999年の都市別の開催状況を見ると、神戸は178件で全国6位となっている。

また、関西では大阪(2位:222件)、京都(5位:181件)、千里(9位:99件)が上位にあり、大阪湾臨海部の諸都市において、コンベンションの開催は盛んである。

 

図表II.-16. わが国で開催された国際会議の実績

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(注)国際会議とは、日本も含め2か国以上から20名以上の参加があった国際会議と、外国人参加者が10名以上で全体で20名以上の参加があった国内会議をいう。

(セミナー、シンポジウム等を含む。ただし、私企業による企業内会議、大学等の研究機関における講義、研修会、投資の勧誘を目的とした投資セミナー、観光客誘致を目的とした観光セミナー等は除外した。)

出典:『1999年コンベンション統計』

(国際観光振興会国際コンベンション誘致センター発表)

 

 

 

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