言語の中で、翻訳できるものと、翻訳できないものがあり、特に、スタイルにかかわるようなものは、なかなか翻訳することができないという種類のものだと思います。そういう意味において、それがうまくいかないときには、ハッピーなディベロップメントがあるかどうかということが問題になります。それはインドであっても、世界であっても、同じだと思います。
○モデレーター インターネットの普及によって、英語というのが1つの国際的な手段になってくる。その過程において、インターネットの利用者が、自分の国の国語というものを忘れがちだという問題があります。今のナンディ教授のクリエーティビティーに関連する問題。これはかなり難しい、大事な問題をご指摘いただいたように思います。今のコミュニケーションの問題について、パネルの方で、ほかに何かご意見ありますか。
○ヤルマン 私もコミュニケーションの問題を気にしている一人です。特に、このインターネット上のコミュニケーションの問題というのは、我々、将来的には、やはり考えていかなければならない問題だと思うからです。多くの人たちをみてみますと、すでにEメールでのコミュニケーションが非常に簡単にできる人たちがいっぱい出てきており、Eメールのコミュニケーションというのは、これからどんどんふえていくのではないかと思います。急速にふえていくと思うのですけれども、その影響も考えていかなければならないと思います。もちろん、英語の重要性というものは、ますます高まっていくのではないかと思います。もう既にソフトウェアなども相当できていまして、それが大量に英語で出てきているということになると、英語の役割の重要性が認識できるわけです。
先ほど申しましたソニーの件に戻りますが、ここでも、日本はやはり役目を果たすきっかけがあるのではないかと思います。将来的にも、1つチャンスがあるのではないかと思います。そういう意味において、この面で、将来どのようにみてらっしゃるかということを、皆様方のご意見も伺いたいと思います。
○モデレーター どうぞ。
○ 質問者B どうもいろいろお話をありがとうございました。1つお尋ね申し上げたいことがございます。
いろいろお願いごとがありますが、1つに絞ってお尋ねいたします。お話しいただいた全体を個人として理解する場合の姿勢といいますか、受けとめ方とでもいいますか、国によって、人よって、その成り立ちは違うと思いますが、私としましては、このように考えます。皆様方のおっしゃったことを、どのように1つの課題と申しますか、現実、リアルな問題としてとらえたらいいのかということを強く懸念し、あるいは期待と不安のうちに感じたわけです。
1つの例でいいますと、古いものが新しいものにとってかえられるというプロセスはいろいろございます。ですが、このたび我々が目前にしておりますグローバリゼーションというものは、実際には、実態がなかなかわかりません。わかりませんけれども、きょうお伺いしましたような、さまざまな観点と、論点と、お感じと、研究のご成果に接しますと、何か求めていかなければいけないという積極的な気持ちにもなります。しかし、手元には何もありません。