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だから、それぞれの多様に亘る分野とレベルでグローバライザーとは誰かという問題が重要になります。その点で、これまでアメリカがグローバライザーのメイン・プレーヤーとして非常に強かったことは事実ですけれども、21世紀においては日本にも、シンガポールにも、他のアジア諸国にもチャンスがあり、そこでグローバライザーの多極化という問題があらためて指摘されることになります。

グローバリゼーションというと、アメリカナイゼーションと同一されることがしばしばあるわけですが、その内容をよくみますと実は必ずしもそうではない。むしろ多極化の方に向かっているということが指摘できます。もう1つは、ただいま世界が直面している大きな問題は、そこにおけるコミュニケーション手段をどうするかという問題です。日本でも英語の第二公用語化という問題が提起されましたけれども、英語というものをどう扱うかという問題です。

以上、日本におけるグローバリゼーション研究会の成立と本日の国際会議に至る経緯、我々がまとめたグローバリゼーションとローカル・チェンジというテーマでのアプローチ、その研究報告の内容を中心にご報告を申し上げました。

 

○モデレーター ありがとうございました。

青木先生からは、グローバリゼーションがローカリゼーションにつながり、ローカリゼーションが逆にまたグローバリゼーションにつながっていくというご指摘と、グローバリゼーションの主体の多極化というポイントをご指摘いただいて、大変興味深い報告でした。青木先生のお話を伺いますと、マクドナルドの普及の度合い、広がりをみていると、その場所の民主化の程度がわかる。こういうご議論を伺うことができて大変興味深いと思っています

 

○青木 私だけではなくアメリカの人々が非常に主張している。マクドナルド的民主化と。

 

○モデレーター そこへ今度は回転寿司が乗り込んできたわけですから、大変おもしろいご議論だったと思います。

それでは、次にリム先生にお願いします。

 

○リム 短い時間でお話しするようにということなので、私の報告書は読み上げることはいたしません。2〜3のポイントを挙げたいと思います。

既にグローバリゼーションについてお話があったわけですが、その中で特にシンガポールに影響を与える問題点を取り上げてお話ししたいと思います。

ローカリゼーションがグローバリゼーションにシフトしていく、これをどうやって意味のある方法でとらえることができるのか。ローカリゼーションからグローバリゼーションをどうやってとらえるのか。それから、現在、ポストモダンの時代に入ってきているわけです。非常に大きな変化が若者のライフスタイルや文化で起こっている。このようなことが、このグローバリゼーションのプロセスにどういう影響を与えるのかということ。それから、言語の問題です。英語化ということに抵抗するべきか。あるいはそれを取り込むべきかということです。本日のスピーカーの先生方が、これらの点について後でお話をされると思います。

 

 

 

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