は、測定値mをモード質量qに変換する行列変換関数である。H(ω)の構成要素ij、すなわちhij(ω)は、測定値mjをモード質量qjに変換する。N個のモードを評価する場合、H(ω)はN×9の行列関数となる。以下の例では、0、1、2、3、4の各次モードを対象とする、合計5つのモードの評価について述べる。測定位置は合計6ヶ所あるので6つのモードの評価も可能だが、5つでも十分であると考えられること、および安定性向上への期待から、5つのモードについて評価することにした。
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