これは、単純な代数計算によって示されるが、式(9)に特有の反対称行列と等価である。
●図1:振動物体と振動水柱のシステムのブロック線図。入射波、振動物体の速度、振動する室内空気の圧力(それぞれA、u、pで表す)を系の入力とし、物体の力と質量流量(FwとQωで表す)を系の出力とする。この図は、式(3)および式(4)のブロック線図である。 波力の吸収 (Nu+Np)の振動体からなるシステムによる波力の吸収量の時間平均は、以下の式で表される[5]。
●図1:振動物体と振動水柱のシステムのブロック線図。入射波、振動物体の速度、振動する室内空気の圧力(それぞれA、u、pで表す)を系の入力とし、物体の力と質量流量(FwとQωで表す)を系の出力とする。この図は、式(3)および式(4)のブロック線図である。
波力の吸収
(Nu+Np)の振動体からなるシステムによる波力の吸収量の時間平均は、以下の式で表される[5]。
前ページ 目次へ 次ページ