★「ひったか・おしくらんご」とまとめて呼ばれる笠岡市金浦の伝統行事。「おしくらんご」が競漕行事であるのに対して、「ひったか」は夜、東西の山に提灯を灯し、その絵模様の美しさを競う行事。ともに源平合戦に端を発するという。
漁師の若者が紅白に分かれて、正午前後の満潮時に競漕をする。かつては褌姿の青年が沖合1kmの所から港に向けて力漕した。勝てば大漁といわれた。しかし、櫓が漕げる青年が少なくなり、行事の維持が難しく、平成12年はついに中止となった。
源平合戦に始まるというこの古い行事も昭和36年にいったん中止となり、途絶えていたが昭和62年に復活し続けられていたもの。再び中止となった。
◆広島県
4] 内海ふれあいフェスティバル
・広島県沼隈郡内海町
・10月中旬
・町役場地域振興課 TEL0849-86-3111
★6、7年前、船を借りて一回だけやったが、その後はない。
5] 因島水軍まつり 海のまつり小早レース
・広島県因島市
・8月最後の日曜日 市アメニティ公園
・まつり実行委員会 TEL08452-2-1311
・小早船(土地名 櫂伝馬) 櫂 漕ぎ手14人 大櫂(梶)1人 太鼓1人 16人乗り
★2000年は第10回大会。かつての村上水軍を偲んではじまった櫂伝馬のレース。東野町が基本を教えたという。因島周辺各地から参加があり、三重県鳥羽市も参加している。