7] 住吉夏祭り
・広島県竹原市
・8月第1日曜日 竹原港
・櫂伝馬保存会 TEL0846-22-5218
・櫂伝馬 櫂 漕ぎ手14人 大櫂(梶)1人 太鼓1人 子供(ざいふり・けんがい)2人 18人乗り
★「ほうらエンヤーエンヤーエン ヨイヤサーのサッサー ほうらエンヤー エンヤーエン…」腹の底から絞り出すかけ声。鳴り響く太鼓の音。8月1日、今年で4回目を迎えた「TAKEHARAS CUP 櫂伝馬競漕」が盛大に開催された。
大舵(おおがい)を船頭に、太鼓1人、漕ぎ手14人、ザイフリ・ケンガイと呼ばれる子ども2人を含む18人が太鼓の音に合わせて力を振り絞る。長さ約12m、重さ7百キロの伝馬船が、静かな竹原の内港を水しぶきをあげてかけ抜ける夏の風物詩。今年は第1回から毎年参加している竹原中学校櫂伝馬クラブをはじめ、53歳を筆頭の竹原櫂伝馬保存会チームなど全部で9チームが参加し勇壮なレースを展開した。「広報たけはら1999.8.5」より
9] 住吉祭・櫂伝馬競漕
・広島県豊田郡東野町
・8月13日 東野町沿岸
・木造船複数隻の伝馬船による競漕 小櫂14丁 大櫂 台ふり 剣櫂 太鼓打ち
★住吉祭はそもそも住吉神社のある古江地区から陸路で矢弓地区の厳島神社まで御神幸が行われ、一方古江から各地区の櫂伝馬に曳航された御本船(2隻仕立て)、御供船が海路矢弓に向かい、そこから神輿を乗せて海上を古江まで還御するのが本来の姿であった。そして海路で矢弓へ向かう間に各地区で櫂伝馬競漕が行われた。今日では御供船が動力船となって大きくなり、曳航することが難しくなった。また御本船も古江地区の御供船が兼ねるようになり、還御も古江の御供船を先頭に次に当屋地区の御供船、決まった順序の地区御供船と続き、外表地区まで渡御して深夜に古江に帰還する。